管制官ありがとう

縁があって熊本空港でフライト訓練 お世話になった方が熊本の航空機整備会社のオーナーというご縁ではあるが、 ここは飛びやすい 1、滑走路が長い 関東の飛べる空港は滑走路がめちゃくちゃ短い(大利根、龍ケ崎など)、 PAPI(赤白の着陸進入時にパスを示す表示)がないので降下時に高さがよく分からない、空港が見つけづらい、(調布飛行場は訓練NG) 2,訓練環境が整っている(訓練空域が近いし、豊富、景色も良し) 3,九州内 福岡以外はどこでも気軽に飛んでいける(関東だと大島くらいしか行くところがない) ATC航空無線が苦手な人は進めないが、私は安全のためにしゃべりたい方だし、管制塔があった方が燃える。 今回も、定期便がアプローチするから「KUROISHI」ポイントでホールドの指示が来たり、多少忙しい空港の方が、おもしろい。   しかし、こういう空港の管制官は、技術がいるんだろうな~ 以前、成田空港の女性管制官と雑談をして 「やはり、成田は管制官の中でもエリートが配属されるんでしょ?」 「いや、だってみんなプロパイロットだし、計器飛行だし、良い子ちゃんばかりで、私はおもしろくないんですよ、 那覇(自衛隊機、エアライン、ヘリで速度が違う)とか、仙台(航空大学、ヘリ、エアラインで滑走路二本で交差)とか技術いりますよ」(個人的感想) そうなると、熊本も 編隊飛行はあるわ、崇城大学の訓練基地だし、航空大学は来るし、エアラインは来るし、私みたいな日本の空に慣れていないのも飛ぶし、計器飛行の訓練はあるし、自衛隊の基地もあるし、で大忙し、管制官も技術がいるのだろうな。   管制官さんありがとう フライトプランを入れる際に親切にしてくれた、情報官の方、ありがとう。感謝申し上げます。 熊本は親父の実家があり、仲間のヘリで実家捜索、 「おお~子供の頃、夏休みに毎年行っていた田畑が見えるぜ、しかし超ド田舎だぜ」 こんな事もできる。 こういう空の世界、楽しいよ~ 一歩踏み出せば飛べる。 飛ぶ仲間を増やしたいと思っている。 今回お世話になった教官は、50歳で初めて空の世界に入り、飛行機の免許をとって、今や教官 ここには50代スタートの人も多くいる。 当分、熊本へ飛行機の訓練に通う予定だし、素敵な場所だから、他にもすすめたいぜ。

ナビゲーション訓練

二年ぶりだが、セスナ172に乗る復帰訓練のため、諸元表、Pilot Operating Handbookを頭にたたきこみ、 手順、各速度を覚える。 しかし現地(訓練所)へ行くと 「ごめん、セスナ172トラブルが出て整備に入ったわ、(フライトログブックを見ながら) PA28にけっこう乗っていたようだし、Piperアローに乗りなよ」と教官 わかりました と手配をするが、 「ごめん、Piperアロー、予約一杯だわ、FA-200に乗ろう」 >え、いや、仕様もスピードも頭に入っていないどころか、全然知らない機体なんですけど、 「大丈夫、Beechcraftとかも乗っているようだし、いろんな機種に乗られているからすぐ慣れるよ」 と急遽FA200(富士重工)SUBARUの訓練に変更 それってさ、昨日アクロバットやってた飛行機じゃんね。 いきなりこの機体操縦すんのかよ・・・ でも教官が良い方なので、信頼して飛ぼう!教えていただこう! この機体プロップレバーというのがあり、コーディネーションも大変。 お作法やスラストレバー、ミクスチャーの持ち方も違う、 スイッチも独特。 「ナビゲーションの訓練で天草に行こう」by教官(熊本から30分) 「ただし天草エアラインのATRが5000ftあたりに来るから注意ね」 それではフライトプランを入れて TAKE OFF さすが久しぶりのフライト、ボロボロでした。 天草は滑走路長1000mなので、Touch & GOは ショートフィールド・テイクオフしないと上がれない。 久しぶりの天草だけど、ターミナルの形も見る余裕がなければ、何も余裕がなく 天草五橋もチラッと見えた程度 航法&タッチアンドゴー、忙しいぜ・・・ […]

ハートを狙え空撮ミッション

再び、こんな飛び方をする本職はエアライン機長のフライト撮影 今回はテストケースだが、上空でハートを書いたり、ニコチャンマークを書いたりするのを、その上から撮れ というオーダー 今回はパイロット5名でブリーフィング そちらの高度が〇フィートで、サイズを考えるとヘリの高度は〇フィートで・・・ フライトプランは、〇字から出しましょう。などなど 上空での飛行監視、なおかつ機体を探さないといけないので、 ヘリには私を含めて4名のパイロットライセンサーが こうしておけば、「3時方向、1000ft下、イーストバウインド、ターゲット発見」など共通言語で話せる 上空にハートを描く、これバンク角度や時間、方向など綿密な計算が必要 第二段 1機(一人)でこれを書くんだからね、すごいよね。 風が強すぎてもダメ、弱すぎてもダメ きちっとした旋回の腕が必要 ベースに戻る際には、ソラシドエアがこれからテイクオフするところであった。 緑が美しいぜ熊本。

エンルートの景色

今週のエンルート(飛行経路)の景色の一部 まずは1000ft 京都向日町(だと思う)車両基地 サンダーバードなどが見える 姫路を過ぎてヘディング松山、相生のIHI相生ドック 以前も客船が停泊していた。 この二隻はなに?ちょっと調べると、左は「はくおう」という船か?専門外なので、そんなら右は? 瀬戸内海には美しい島々が並ぶが、その中に茶色い工場の島が出現。 特撮モノで悪いヤツのアジトみたいな雰囲気(笑) 調べると四阪島という島で、今治の東、高度3000ftだとこういう景色が見られるわけね 松山空港で給油&トイレ休憩 その間、ランプエリアを歩くが、パスもなければ何もないので、悪いことをしている気分になる(笑) もちろんPilot&旅客は、IDなしでも合法です。 そんな中 撮影した絵 松山を上がり、佐多岬(四国の左上の長く細く 突き出る半島) ここ低空で見たかったんだ。もうその先は大分だ 別府を空から眺める。港には「さんふらわあ」 昔からこのカラーリングは長くありますね~ このあと、熊本へ向けてヘリコプターは降下進入となる。

西日本航空機サービス格納庫オープン

熊本空港の使用事業エリアにある航空機整備会社 西日本航空機サービスが格納庫をオープンさせた。 小型機やプライベートジェット(サイテーション)ヘリ、など10機は入る。 空港内にこういう格納庫を建設するのはものすごく大変な事で、航空局や熊本県と交渉をかさね 「もう無理かも」と諦めかけたときにOKが出て、三年がかりで実現。 そのオープニングパーティーに呼んでいただいた これなら密にならないぜ、 上の写真の後ろ ランプエリアには軽飛行機が30機くらい駐機 奥には高性能機 マリブが マクラーレン、セスナ172、ロビンソンR-44、 乗り物好きなら燃える。 まさにドリームワールドでしょ 外に駐機する、青とスカイブルーのラインのFA200は、なんか見たことあるカラーリングだけど・・・(笑) ここの代表 中山社長は金属加工会社の社長だが、九州で空のタクシー事業も行う予定で、 ホテルにヘリで行き食事をするツアーとか、その撮影もさせていただいている。 プライベートジェット(サイテーション)やジェットヘリでゲストはパーティー会場へ到着。 他にも、B787、B767、A320、DHC8のプロパイロットもパーティーに参加 こうやって西日本の、小型機の聖地になるべく奮闘していただき、飛ぶ者として感謝である。 なお、この中山社長 50代から飛行訓練をはじめ、飛行機、ヘリのパイロット資格を所持 マクラーレンにも乗るし、1100㏄のバイクにも乗るし、船にも乗る。そんで機体オーナー 良く働き、よく遊び、フライトの場を提供してくれるすごい方なのである。 日本でもこのように航空に理解がある経営者っているんですね~ カッコイイわ~、 なお、役員も飛行機(計器飛行証明)、ヘリ免許取得で(現在タービン訓練中)次はジェット機の訓練に入る方もおられる。   私も頑張らねば!

PRコンサルタント

当ブログにときどき登場する「謎のサラリーマンS氏」 一体何者なのか?本当にサラリーマンなの? 等々、たまにメールなどでご質問も頂戴するが、 正直答えは「Yes!」 遊びも出来るが仕事も出来る?は定かではないが、   ヘリやプライベート・クルーザー・高級車なんかを絡めた企画を語らせたら、正に水を得た魚の如く企画がドラえもんのポケットみたいに次から次へと出てくる出てくる・・突き抜けるというか、イッちゃっているくらいすごい(笑)   例えば、関西から日帰りでプライベートジェットで、利尻島に味楽のラーメンとウニ丼を食べて行くとか、   奄美と石垣を2泊3日で、石垣牛と鶏飯と焼酎を満喫するプランとか、「こんなことしたいんだけど?」と尋ねても、2時間もあればタイムスケジュール込みで答えが来る。 また、固定翼と回転翼を並べて撮るのにスポットの特性上何処が良いかとか、机上の空論ではなく実際の体験に基づく話が多く、   また引出の数が半端なく(時間的にタイトだけれどなんとかクリアーできそうな)スケジュールで出てくる。 因みにS氏は平日会社では財務・総務・銀行対応が本業みたいで、事業家さんの様に平日はお休みを取れないので、土日だけで遊べる企画や日帰り企画、それも業務柄費用対効果や「時間をお金で買う」のバランス感覚が十分考慮されていて、 「ぶっ飛び過ぎ?」「日本でやるにはコストが合わない」と言われそうな企画でも、頭数さえ集めればラインのハイシーズンの上級席+α程度で提案が出る。     そんな関係でたまに私も色々ジョイントで、おもしろそうな内容なので、イベントやプロモーションのお手伝いに伺うのだが、まぁ正直こんな人材は国内には余り居ない! 今回、我々が招待されているパーティーが熊本であり、 最初は「サイテーション出すから乗る?」(小型プライベートジェット)と誘われ、「いえいえ」と遠慮していると、 結果 「ジェットヘリ出すから乗りなよ」という事になり 姫路城 瀬戸大橋 しまなみ海道 大分 こうして、S氏は実際に飛んで(自腹や自身の永年培ったルート)で遊んでいるから、説得力もあるし「楽しくなけりゃ人には勧めない口に出さない」って言う感じ。 自身の得意なジャンルなら写真もセミプロレベルで撮れるし、富裕層向けビジネスを考える上で、便利遣いするには最適な人材かも知れない。 そんなサラリーマンS氏、クライアント様でそんなS氏をアドバイザーやスーパーバイザー的に軽い感じで使っても良いってところがあれば紹介しますよ。 すでに紹介した空港会社もあり […]

密にならないお宿は人気

クライアント様とのお打ち合わせで賢島 ばさら邸へ 20部屋しかないお宿は、他の人とあまり会わないし、食事も個室なのでコロナ禍でも稼働率がめちゃくちゃ高い。 曇り&小雨の中、英虞湾をクルージング お部屋に海が見えるお風呂があるのに 貸し切り風呂も魅力、(3か所あり) ガラス越しに英虞湾が見える。 めちゃくちゃ広い貸し切り風呂(3つのうちの一つ) 気分はバリか、でもここは温泉。 賢島は東京うまれの私にはなじみがなかったが、最近ハマっております。 このお宿、利用者の3割は関東だそうで 私は車で行ったけど、鉄道利用もおもしろうそうで 仲間のS氏提供、近鉄特急詳しくないけど、3つの特急が並ぶタイミングもあるそうな。

そらまる循環

「さくらの山は車じゃないと行きづらいので・・・」 という声はよく聞かれる そこで、4月末から「そらまる循環」というバスが走っている。(最近知った) http://nariku.co.jp/rosen/soramaru.html 成田空港から、さくらの山、ヒコーキの丘、航空博物館などにアクセス可能。 500円で乗り降り自由。これいいじゃんね 詳しくは上の成田空港交通のWEBから 相変わらず、変なCARGOや、B747をはじめ、ワイドボディ機も多いよ~ 公共交通機関でさくらの山やヒコーキの丘、博物館に行ける。おススメです。

船と一緒に撮れミッション

先週のセントレア ニッポン丸が来る(船のことはよくわからん)との事で、 「常滑港に入れないので、セントレアのすぐ横にニッポン丸が来るので撮りましょうよ」というもの ヒコーキは単体で撮る専門だけど、今回は船とセントレアを入れて狙わないといけない。 同行はセントレアの敏腕若手広報部員と、現地ナビゲーターは常滑市在住「セントレアでしか撮らない」くらいの超常連カメラマンのS氏 連絡を取り合うと、撮影ポイントである「みたけ公園に来れますか?」 いや、「今日は私の車がでかいので無理です」 しかも、想定よりもニッポン丸は、セントレアの南に停泊しており、全然からまないとの事で、乗せてもらう事に S氏撮影 「ヤクザが来たのかと思いましたよ」とか言われながら、S氏の撮影車に乗せてもらい 地元民しか走れないような道路をガンガン南下 いや~対岸をけっこうロケハンしたけど、ここまでは来た事ないぜ。 さすがローカルな方でセントレアフォトコンテストの常連、 年間何日も地元で撮影しているだけのことはあり知識豊富 だって、この方、他の空港には行かず、ずーーーーっと毎日セントレア撮影だかんね。 B747LCFとニッポン丸(だと思う、船を識別する能力は私にはない) さすがにターミナルを入れると、機体が小さくなるので、この辺で 船はなぜか向きを変えるのであった。 まあ、記録写真にはなったかな。 なお本日2日16時より、セントレアフォトコンテスト オンライン表彰式が行われるので、お時間があえばご覧ください。

飛行規程の勉強

フライト訓練(特定技能証明という、まあ、要するに機長復帰訓練みたいなもの)があるので、 飛行規程を頭にたたきこむ 「なあんだ、セスナか」と言ってバカにするヤツはヒコーキ知らない人で、小型機は繊細な操縦が要求され、 エアラインパイロットでも、「あんなマニュアルなヒコーキもう操縦できないよ」と言う人も多いくらいだ。 私は、毎年アメリカでリカレント(定期訓練)をしていたが、コロナで行けないので、今回は日本でおこなうが、 とにかく Vスピードと呼ばれる各種速度や、オイルの量、離陸重量、飛行可能時間などなどを覚える。 教官から聞かれて答えられないとアウト 昨年はヘリしか飛んでいないので、ヒコーキにちゃんと乗るのは久しぶり。 ただし、日本でちゃんと飛んでないので、日本語の規定が難しい エンジンは「発動機」と言うし、ショートフィールド・ランディングは=短距離着陸と言うのか、新鮮だぜ。 ウェイト&バランスもやらないといけない。 フライト・コンピューターも新調したし(コンピューターと言うが、この計算尺のこと) これを飛びながらまわして、計算する。その間、高度や速度、方位がずれると怒られる。 機種ごとに覚える手順、速度が違うし、それらを覚えていかないと 「貴様ぁぁぁ、歯を食いしばれ!!!」と昭和の教官なら言われる(帝国海軍上がりの教官とか昔はそうだったらしい) とにかく、後ろでオブザーブしても、 「おい、そんな風に教えたか?」とか 「はっきり言って下手だな」とか 冷たく言われるのを見ているが、人様の頭の上を飛ぶのだから厳しくて当然。 免許、航空身体検査証、航空無線通信士、チェックリスト、あとはチャート(地図)はイメージ 気象も思い出さないとな・・・ でも、飛ぶって楽しいよ。 ぜひ、ヒコーキ好きな人は飛んでいただきたい。スクールや学科教官は紹介します。 この間も、リモートワークしながら免許取得をめざす40代の方にお会いしたしさ