返してもらえないのか?

最近スポッター仲間と会うと、挨拶がわりなのが 「SU(アエロフロート)の350 撮った?」というもの 羽田に来ていたが、「そのうち撮れるでしょ」 新機材だし、慌てることはない と高を括っていたが、私も2機しか撮っていないうちに、来なくなってしまった。 それどころか、もう二度と撮れない可能性も・・・ そもそもロシアのこのあたりの機材は、全部とは言わないが VP-Bの登録記号 つまり西側からのリース機で、バミューダの登録記号になっているケースが多く アメリカや日本をはじめ、海外のリース会社の所有、当然その前には、お金を出している投資家や個人オーナーがいる。 ウチのお取引先にはリース会社もあるが、大変なようで 人から借りたものを返さなくていいのか? さらには、ドル建て(基本リースの契約は米ドル)で借りる契約書なのにルーブル払いって価値ない紙きれじゃん B777-300ERもあるし、アエロフロート以外のエアラインもあるし、どうすんの?どうなっちゃうの? 私が昔導入にかかわった SKYMARK初号機 JA767A 現在コレ もロシアにいるので、人質というか、借りたものは返さないのか まあパーツの供給も止まるし、どうなるんのだろうか・・・ 最初のアエロフロートのA350の写真に話は戻るが 「撮れるうちに撮る」 これ鉄則! 世の中どうなるか分からんし・・・この時代に戦争が起こるなんて思わないしさ

JA00もあり

なぜだか分からないが、土日なしのブラック企業状態になり、ブログの更新も落ち着いてできないが 昨日飛んでいて撮った機体がコレ JA00AX エアラインの機体だけ撮っていると分からなかったが、機体番号 JA00ってありなの! 車のナンバーで以前乗っていたアストンマーティンを 「007」の番号にしようとしたけど、ダメであった しかし同じ国土交通省管轄、まあレジはICAOだけど、昔の8000番台のように細かく決めるのは日本の役所 なのに、JA00はいいんだ 知らんかったぜ・・・ 下は仕事の合間に、出動した DHLタイトルだけのB777、 あんたはポーラーエアか?サザンエアか?アトラスエアか? 確かサザンエアだったと思ったが、なんでもありである。 今後シンガポール航空ロゴのこのDHL機も出る 朝到着のバンブー、とりあえず、おさえておかないと それと週末のセントレア航空ファンミーティングのスケジュールが出たので、詳しくはこちら https://www.centrair.jp/special/event/kokufan/stage.html 今回はダイヤモンドエアサービス という変わった会社(私の飛行学校時代の先輩がPILOTで、その方とトーク) もあり。 セントレアでお待ちしております。

右手を離すと大変なことに

少ない知識と経験の中でも、このR-22という機体は操縦がめちゃくちゃ難しい (ベテランヘリパイロットもそう言う)要するに何もアシストするアイテムがないので、めちゃくちゃプリミティブ 繊細である。   私は最初に乗ったときはマジで「死を感じた」くらいで、 危ねえよ、こんな乗り物とんでもない!と思った   それを今、自分で操縦しているんだから、おかしなものである。 もうさ、操縦感覚は「コピー用紙の厚さ(薄さ、0.02ミリとかよくわからんが)のコントロールが必要」 「うそでしょ」と思う方は、 ぜひR-22の操縦を体験してから、意見を言っていただきたい、それくらい繊細   ここでこの時期、問題なのが、どういう服装で乗るかとうことだ   写真はイメージだが、寒いのでPilotジャケットに中はフリースだが、陽が出るとこのように、金魚鉢の中にいるようなものなので気温が上昇 ただし上空では服の脱ぎ着はもちろん、少し座り直したり、前にわずかにかがんだだけで右手は動くのでヘリがグラグラと、すげえ揺れる。 これが飛行機なら、「トリム」さえとれていれば、手放しOK。 シートベルトを外してジャケット脱いでもOK、やるヤツはいないと思うが、後ろの座席に行って戻れるくらい気流が安定していれば余裕 ただし、このヘリは「死んでも右手は離してはいけないので絶対できない」 となると 判断を誤ると「機内は灼熱の中でジャケット着用のまま」、 暑いぜ・・・となる。 もしくは 往路は灼熱だったので 上着を脱いで薄着で、帰り上空に上がれば気温が下がり、外気温計を見ると3℃、しかもすきま風が入ってくる(ホント) さらには雲が出てきて陽が陰ったので、めちゃくちゃ寒い、 厳寒です!しかも寒くてトイレに行きたくなり、帰りはエアスピードを速めて帰った・・・など ヒーターはあるが、足の下にあるので、慣れないのにそんなところのレバーを引く余裕はない ただし、左の黒いレバーと手前の黒いレバー(特に下)は必要に応じて引かないとエンジンが止まる 運航中に、この赤いレバーを引いたらOUT!エンジン停止! もちろん確認しながらだけど、下を見ると=右手がわずかに動く=ヘリがグラグラと揺れる。 まあこれも慣れなんだろうけど、ロビンソンR-22 というのはそういう乗り物です。

スポッター仲間と

一昨日のこと、都内で複数の打ち合わせがあり、そのうちの一つが 丸の内で行われている 三菱地所グループの空港案内 場所は Have a Nice TOKYOというブース 三菱地所は 下地島、静岡、高松、北海道エアポートを運営していて、 丸の内や日本橋の街づくりをした経験を空港に活かすというわけだ そんで、複数の打ち合わせが終わり、この日はエチオピア航空B789が来るので、成田へDashでリターン 撮影現場では、世田谷在住の旧知のスポッター氏とたまたま出会い、 「最近 何を撮った」だの、「あれが出たから日本に来ないかね」など雑談 例えばJA936A GEエンジン搭載のB787-9 B787は JA8番台(一部JA901A、902Aなどはあった)だが、JA936Aとかになると、もうなんだか分からないし 番号も連番ではなくなっているので、機体番号を言われてもピンとこない まあ、とりあえず、真横で撮らないと(趣味、いや仕事です) そしてお目当てのエチオピアB787-9 撮っていない番号 一緒に撮影していたM氏は、(大手金融関係会社のえらい人)仕事場が武蔵境なのにもかかわらず、これが来るのと、 (機体番号)を撮影していないハワイアンの2機のために、午後休みをとり成田に急行! 「カタールとエミレーツは撮ってあるレジだから、帰るね」と言って帰路へ すごいよな、こういう方は情景写真はどうでも良いという面々だが、 私もそうだが番号管理も気合が入っている。 え、機体番号集めておもしろいのかって?おもしろくてやめられないし わりと仕事になっているんです! (笑)

タワー空港の醍醐味

空港によって管制塔がある空港、あっても管制官ではなく管制情報官(静岡とか)しかいない空港、そもそも管制塔がない空港(紋別とか) いろいろ種類があり、言い方も違う しかし管制塔があるところは 見ていてくれるので安心、ただしATCができないといけない この日の広島空港(毎日来ているような気がする)手前でATIS(空港情報)とタワー(管制塔)を聴き状況を把握 JAPAN AIRが RWY28で降りるな、これは自分が着いても駐機中なので問題なし この間は、南の「TAKEHARA」からアプローチしたけど、今日は右下の「KOSAGI」から進入 KOSAGIは10マイル手前、管制圏(ここに入る前に無線で一報入れないと違法)は5マイル なので KOSAGIでレポートしようと考えていると、 「JA123R」 という機体が西から東へ3000ftで通過をリクエスト こちらは3000ftより、とりあえず2500ftに降下中なので、接近する前に早めに知らせようと思い 「JA7968 SOLO(こちらのコールサイン)Approaching KOSAGI passing2800 descending to 2500 」 (他にも言うけど長いので省略)JA7968単独飛行訓練生 コサギにアプローチ中 2800から2500へ降下中。 すると、「2時の方向 3000ftにセスナ172が飛んでいるから探せ」 とのレポート&「空港から 5マイルに来たら教えてね」 って5マイルってどこよ(DMEという距離を測る装置は搭載してない) 上の戦時中みたいな地図で、降下手順を行いながら、5マイル(内側の円)の目印を探すが、よく分からない、目測しかない  さらに、さっきANAがクリアランス(出発許可)をとっていて、PushBackをリクエストしてきた 嫌だな、こちらの着陸と重なるかもしれない。 しかも、こちらは Stop &GO(タッチ&ゴーみたいなヤツ)を2回フライトプランでリクエストしている。 なのでちょっと速度を上げて進むと、右上にセスナ172が見えたのでレポート、あわせて 目視で5マイルをレポート 次に空港にはトラフィックパターンというのがあり […]

地に足つけて仕事

えー、関係各位様、お取引先の皆様 とりあえず、訓練終了で地に足つけてオフィスで仕事をしております。 訓練所をクビになったわけではない、教官のおかげで予定通り飛べたし、次は仕上げに向けての訓練   今週以降はレスポンスも早く返せると思いますが、訓練で不在にしていた分、少々仕事が立て込んでおりますので、ご了承ください。   また、訓練ブログはまだネタがあるのと、一部の熱烈な応援してくれる方がおられるので、もう少々書きますので、 お楽しみに   こちらは先日セントレアに打ち合わせで行くと、セントレアBASEの友人のワンボックスカーに拉致され (多少 過大表現あり 笑) 夕陽狙うなら600mm持ってこいと言われ、目隠しされて、知らない山の中へ(過大表現あり) 拉致した悪の人撮影(上)   しかし、結果的になんかいい感じの夕景が撮れ、セントレアに送っていただいた。 拉致されても、やはり、地元の人に助けてもらえるのはとてもありがたい。Sさんありがとうございました。またよろしくお願い申し上げます。 上は EOS R3+軽いけど、少々お高いEF600mm。

未確認飛行物体になりそう

ソロのロング・クロスカントリー(単独長距離飛行)は、(飛行機は除く)あまりエンジンを現地でシャットダウンしないらしい なぜなら、訓練生は慣れていないで、教官なしで、エンジンシャットダウン、エンジンスタートはリスクがある。 しかし、風も強いし、万が一の事を考え燃料給油して帰ってこいとの指示 目的地は広島ヘリポート(旧広島空港、その後広島西飛行場) 岡山からは、笠岡、右手に福山市、尾道シープレーンベース、因島大橋、安芸灘大橋と美しい風景の上を飛ぶ そして呉の街からアプローチを開始 レポーティングポイントはKIRIKUSHI という島 この日のランウェイは22 太田川放水路から S字ターンしながら、最終進入という、シロートには難易度高しの着陸 しかも、バリバリ市街地の上だぜ、こちらは無免許だぜ、いいのか(笑) 着陸後はエンジンシャットダウン、燃料を入れてもらうが 「いや~相棒 JA7968、ここまでよく飛んできてくれたよ、ありがとな。 帰りも頼むぜ!エンジン止まらずに帰ろうな」と心の底から思う。 自分が飛んだつもりで考えてみてくださいよ、孤立無援だよ 一人ぼっちだよ、この相棒だけが頼りだよ。そう思うでしょ。 燃料屋さんの書類にサイン、マイナミさんいつもお世話になっております。 空港事務所で着陸料を払い、手続きを行い 着陸料1100円を支払い Pilotラウンジには貸出用自転車の案内もあり、いろいろ親切 そして しっかりとプリフライトチェックを行い、テイクオフ 私は日本の空はまだあまり知らないし、アメリカとは空域や管制のやり方、言い方が違うので、勉強中であるが 広島ヘリポートは「広島フライトサービス」というところが通信を行うが、管制官ではないので、何の権限もない 離陸後、「フライトプランのオープンをお願い致します」と言うと 管制「すいません、こちらではそういう事は行っておりません」 まあ想定内だけど、一応言ってみた ベースの岡南飛行場は、訓練所のディスパッチャーに 「Runway is ClearでフライトプランOpenお願い致します」 […]

飛ぶ、飛ばない、どうする?

この日の天候は高気圧ずっぽり覆われる=晴れの予報 でもさ、空港に行くと視程が悪い つまり高気圧に覆われすぎて、対流が起こらずヘイズ(塵)で視程が落ちている。 いや~、どうするかな・・・明日は仕事で東京に戻らねばならない ここでハリアップ・シンドローム(焦ったりして判断を誤ってはいけない)になってもまずい。 教官は「ふつうの生徒(0からの人)ならソロ出さないけど、古庄さん、(ヒコーキの)Pilotだから自分で判断してね」と尊重してくれるのもありがたい。 目的地、広島空港は晴れ(CAVOKと言う、バリバリ有視界飛行条件で問題なし)ただし視程はイマイチ、途中のルートの風も問題なし。 ヘリじゃなくて飛行機だったら行くか?と自問自答で 天候やデータを考えた末、 飛行機ならとりあえず上がってみるか、という感じ なのでGO 離陸後 「3000ftまで上がれば見えるだろ」、と思いきやそうでもない ったく、 飛行機なら6000ftくらいまで上がってVOR(周波数を入れると目的地の方向が分かる)とDME(目的地までの距離が分かる)で広島空港を目指すけど、 この機体POWERないし、DMEが搭載されていないし・・・下(地形)が見えないのはまずい。 岡山から西行なので、3000ftを超えると、次の西行の高度は4500ft(方向で高度が決められている) 4500ftまで上がると、塵だかPM2.5だかなので、下(地形)が今以上に見えづらくなりそうだ。 どうするよ・・・ 法的にも問題ないし、いいや、このまま3000ftで突っ込もう!(雲はなし) 写真はイメージ 笠岡から西は、管制のレーダーサービスが受けられず、誰とも話さないので、(そういうエリア) 見張りをしっかりしておかなければ、他機が来ることもあるんで危ない 見えるけど強風で揺れるのも嫌だけど、 揺れないけど見えないのも嫌だ。 なかなかフライトコンディション 良いタイミングばかりじゃないけど、これも練習の一部ということだろう。

14年の付き合いだったけど

備忘録みたいなものなので、興味のない方はスルーしてください。 いろいろ悩んだ末に14年間、乗っていたシボレー・コルベット V8 5700cc マニュアルのオープンカーを売却することにした。 14年間の間、大きなトラブルはゼロ、税金は大排気量なので少々お高いが、 車検も大した値段はかからず、コストパフォーマンスはGOOD 燃費は1998年型なのに、うまく走ればリッター12kmとエコ だって5700CCだよ。 そして、マニュアル車(オープンカーの同型で日本にはこれ一台と推定)なので 14年前に購入したときより。少し値下がりしただけで下取り (そもそも1998年型なので、車齢は24年落ちだが) これが国産車なら、ほとんどが価値ゼロの場合が多いが、ある程度の金額になるので売り時 だって繰り返すけど、24年落ちだよ しかし、前型のコルベットの所有から考えると20年以上乗っていたが (前に乗っていたC4コルベット、後ろはノースウエスト) 今回出た新型C8コルベットが、いきなりミッドシップ、右ハンドルあり、というアメ車好きなら、ありえない仕様となり、薄々気が付いていたけど、フェラーリを追いかけて真似したようなデザインで 「昔のオマエが好きだったぜ!フェラーリを追いかけて自分を無くした君は幻滅したぜ・・・」と ガッカリというか、裏切られた気分 まわりのアメ車好きも、同じ意見が多く、このブランドに魅力を感じなくなってしまった。 ブランディングを多いに変更すると、長年のファンへ離れるという事を自分が体感した。 自動車評論家の皆さんは、これが出たときに 「欧州スポーツカーと肩を並べる性能」 とか 「世界が認める運動性能」とか言うけど ホントに乗ったの? 嘘ばっかりじゃん! 曲がらないし、停まらないぜ!まっすぐしか走んないぜ!(笑) 首都高C1なんかカーブが多いから、怖くて踏めないぜ しかし、メルセデスベンツ、AMG, BMWアルピナ、ロールスロイス、アストンマーティン、フェラーリ、FIAT、アバルト、キャデラック、シボレー、プジョーなど、これまでいろんなメーカーの車を所有したけど、 そんな中でもアメリキャーンなキャラクターが強くて 楽しかったコルベット。 […]

JAナンバーだけじゃ分からない

この日は 空港そばのカフェで一人でランチ コーヒーがついてきたので 「すいません、持ち帰りでもいいですか?」とお願いすると パイロットジャンパーを着ているので 「パイロットの方ですか?これから飛ぶんですか?」 「はい、そうです」(嘘ではない、ヒコーキのPilotだし) ヘリは訓練生だけど(笑) という事で午後テイクオフ 岡南飛行場から行先は広島空港 関西TCA(管制)より、 Traffic 1 o’clock 5000 descending to 3000, (1時の方向 5000フィートから3000ftに降下中の機体あり) Roger Looking(了解探します) 1時 って言ったら、ヘッドオン(正面に近いので緊張が走る) そういえば JA何番とかいうコールサインが5000ftとか、さっき言っていたな、 セスナ172か?ヘリか? こちらは向かい風80ノット(対地120kmくらい) 飛ばしながら探す、逆光だから向こうの方が見えるだろうけどさ すると、キラッと1時方向がひかり、視認 「Traffic insight」視認しましたと通報 セスナサイテーションが右を通過してゆく JETだよJET […]