ピナクル・ランディング

試験科目であり、わりと楽しいが、難しいのがこれ

山の上に進入、着陸

日本ではやらないそうな(聞いたことがない)

こんなところに 5か所行った

「あそこに降りろ」と教官に言われると

 

まずは対地500ftを旋回、

送電線有無、電柱有無、進入経路、ゴーアラウンドルート、地表面、スペース、地面コンディション、

砂が巻き上がるか?水平か?太陽の向き(見やすい位置)、木の高さなど

 

こんな山の上に降りる訓練があるとは知らんかったぜ・・・

 

次に300ftに降下して再確認。60ノットで正確にまわり、風がどちらの方向から吹いているかを確認

 

地表面を見ながら、60ノットで正確に円を描けば風に流されるので風向きが分かるが、

第一、今の私の技量では正確に60ノットで円を描けない、当然高度、速度も一定、外の見張り、機体の姿勢、目的地を観察を同時に行う。

 

なので、こんな航跡に

そして、自分の判断で進入方向を決めて着陸。

高さや降下率、速度にめちゃくちゃ気を使う。これを間違うとOUT!危険行為で試験中止

 

楽しいけど、めちゃくちゃ難易度高し。

 

同じ飛ぶと言っても、ヒコーキじゃやらない科目だぜ。

まわりを見渡して煙とかふいていればいいけど

風向きがわかんないんだよね・・・でもこれを間違うと試験で不合格になるそうな・・・

 

当然、こういうケースの学科試験もあり

出発空港のコンディション 気圧高度2942で、気温10℃、標高200ft、

 

6500ftの山小屋にこれから向かいます。

最大離陸重量で行くことはできますか?

Vne、超過禁止速度は何ノットになりますか?

ホバリングは可能ですか?などを計算して表で出さないといけない。

 

ヒコーキは目的地に気象情報がある空港とは違い、気象情報がない場所に行くのは学科も難題だぜ。