山火事発見!

連日 hi-desert (南カリフォルニアの砂漠の方)日中40℃オーバー

 

(ここからは専門用語が多くなりますが、日本で飛行機の免許とっていないし、

日本じゃほぼ

「飛ばない、飛べない、飛ぶ気がしない」

ので日本語で説明できないし、英語モードになっているのでイメージでお願いします)

 

もうさ、飛んでても5000フィート以上になると上昇しないわけよ

計器見れる方ならわかるけど、VSIの上がりがめちゃくちゃ悪い

エアスピード Vyにしても(最も上昇率が良い速度)500フィート /min も上がらない。ミクスチャーも調整してんだぜ

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(写真は飛びながらなのでご勘弁、当然合法!ノープロブレム)

到着空港のATISを聞くと Density Altitude 5500ft

 

教官じゃないので詳しく説明できないが、暑くて空気が膨張してエンジンパワーが著しく落ちるし、揚力も得られない

密度高度5500ftなんて荷物積んで燃料満タンじゃ上がれないぜ

 

そんな感じで飛んでると、遠くに山火事発見!

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飛びながら撮っているからクオリティは勘弁してください。自動操縦はないんでさ・・・

 

肉眼で見ると火も見える。

これだけ暑けりゃ山火事も起こるわな〜

 

気温45℃くらいの空港でテイクオフしたら、離陸速度で操縦桿をちょい引いたら失速警報が「ピッ」と鳴った

「ヤバイ、Abort Takeoffか?」(離陸中止か)

しかし、目の端に滑走路横の数字の4が見えた、つまりRemain runway length(滑走路の残りの長さ4000フィート)

行ける! FULL POWER続行!(教官判断もあり)

 

Airspeedを上げて少し浮かしてNoseを下げて速度をつけて少し引くと、ゆっくり上がる。

砂漠で障害物ないから大丈夫。

 

昔グランドキャニオンのコーパイ時代に、暑くて上がらず

「うわああ、車輪が木の枝(上の方)に当たるぜぇぇぇ」と思うようなテイクオフしたのを覚えているが、それにくらべりゃ大丈夫。

無理はしないので安全です!ノープロブレム。

 

やはり訓練飛行はこの時期向かないな、

私が操縦している機体は1977年製造

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40年前の機体がフツーに空を飛んでいるのに、車は10年で古くなり処分する人が多いのはなぜだろう。

あ~こういう飛行機 欲しいな、1機買いたいな~

 

オーナー機、自分の機体で飛ぶ、一生に一度、自分の飛行機持つのも悪くないな・・・