スーパードライ号の法律は?

ブログに書くと、ブレーンの方やいろいろな方が エビデンスを出してくれたりするので本当にありがたい   先日のアメリカで乗客がセスナ208を着陸させた話は、最後は乗客の携帯電話でやり取りをしたそうで となると、管制官ではなく、地上にいたパイロットと携帯で最終的にはやり取りをして指示をもらえたそうな   まあ。指示をもらえたにせよ、よく着陸できたな!というのが一つ、二つ目はよく携帯が上空で通じたな (日本だとあまり通じない、新宿上空5000ftくらいでも怪しくなる、なお別に電波に障害を与える危機はない機体なので合法です)   そして、今日の質問というか疑問 最近巷で人気の「スーパードライ号」の飛行船   あれ、Nレジ(アメリカ籍)じゃん、となると国内運航はいいの? 仲間に聞くと「航空法127条に抵触するか」と言うのでウチにある航空法(パイロットなら当然持ってる)を開くと   外国籍の航空機は国内運航禁止、さらに130条もそう いわゆる業界でいう「カポタージュ」  コーンポタージュではない・・・   これがないと、海外のエアラインがいつでも国内線営業行為ができるじゃん   航空法によると、「旅客や貨物の輸送」とあるので、あれは宣伝行為だからいいのか?   でも新中央航空(ちゃんとした事業会社)はセスナで宣伝飛行をやっている。あれば事業としてやっている。   今回はNレジでも、127条、130条にも抵触しないの? 銀座でトラックで宣伝で走っているヤツは、緑ナンバーじゃないけどOKと同じ理屈?   だれかエロい人、じゃない、えらい人教えてください。   スーパードライ号は撮っていないので、空撮グッドイヤー号で […]

乗客が着陸させる!

昨日のCNNのニュースで 飛行中のPilotの意識がなくなり 操縦経験のない乗客が着陸させたという話が CNNの英語版テレビを見たが、機体はセスナ208だが、ちゃんと管制官とコンタクトできている。 でもフツーはプッシュトークスイッチ(操縦桿にある管制と話すボタン)すら分からないだろう ニュースで詳細が出てないので分からないが セスナ208はコレ 私は飛ばしたことはないが、いきなりこれを着陸させろ と言われても、アプローチ速度どのくらい? Vfe(フラップ出して良い速度)は何ノット? マニュホールドプレッシャーは何インチでアプローチ?とか考えてしまうくらい機種によって速度が違う とはいえ、一応免許持ちなので、なんとか飛ばせると思うが、ふつうの人が降ろせるのは驚異的 さらには管制官の指示がすごい、管制官は別にヒコーキの飛ばし方を習っているわけじゃないし、これが調布や八尾なら(管制官ではないけど)エマージェンシーしら、ダッシュで5分くらいで、誰かPilotを呼んでこれるかもしれない。 しかしセントレアや成田、関空だと10分で呼べるかさえ疑問、さらには大型機の人だと、「えー、こんな機体飛ばしたの大昔だよ、何ノットでアプローチすればいいの?」というPilotもいるだろう おそらくアメリカは管制官でパイロットライセンス所持者が多いので、なんとかなったと推定されるが、 もしかしたらブログを見ている元管制官の田中氏が解説してくれると思う。 空港はフロリダ州パームビーチで私も行ったことがあるが、探せばパイロットライセンサーはいそうなところ でもさ、静岡空港とかだと、管制情報官の人数も少ないし、連絡をとってPilotを探せるものなのか? なかなか興味深く、映画みたいなニュースであった。 なお、これまでブログをFacebookにリンクしていたが、近々リンクを外そうと思っています。その場合、お手数ですがブログを見に来ていただければと思います。

事業免許ない会社なのに

写真はイメージだが、数日前NEWSで福井空港活性化をめざして、新しいヘリ会社 セレスティアル航空が 福井空港発、TDLやUSJなどへ飛ぶ路線を開設、わりとお安い値段で・・・ と報道されていたが、仲間からは聞いたことないけど 「事業会社なのか?」という話が出ていたが、昨日のNEWSで事業認可申請さえしていない事が判明   知事も出て大々的にセレモニーをやったのに、営業行為ができない会社だったとは・・・・ やはり、ふつうの人には「〇〇航空」とか言われると、航空会社と思うじゃん   運送会社だって、「日通航空」(ちゃんとした会社でエアフレイト・フォワーダー)と書かれると、 ふつうの人は航空会社だと思うじゃん 「航空会社に就職したい」と思って「日通航空」みたいな社名の会社に履歴書出したことある人も知っている(笑) そこヒコーキないから・・・   スカイマーク時代に毎日、航空局事業課に通い 事業認可申請を出したことがある私としては、事業認可申請の大変さが分かるので、事業認可をもっている会社はえらいのである。   なので、会員制とか〇〇航空と言っても白タク(営業認可なし)だと、怖いぜ   でもさ、セレモニーは大々的に報道されるのに、事業認可申請していなかったのは、たいして報道されない それもどうかと思うけどね。   なお、ウチのヘリを運航している会社は「事業会社」です!なので有償運航問題なしです。 航空局も厳しくチェックしているので、安心です!

制限エリア内で撮影できる特別講座を明日発表

予告編 明日、午後リリース 人数限定で、あの大空港の制限エリア内で撮影できる 撮影用スペシャルツアーの開催を発表! ご期待ください!   こんな企画ができるのも今のシーズンだけ、長年セントレアが安全に制限エリアのツアーを実施してきたから あの空港の当局や関係者も納得、 撮影目的なので、見たことがない位置から思う存分撮れます! 機体もいろいろいると思うよ。   あえて古い写真ですが、フェンスの中に入って撮れるなんて、なかなかないし 大変な事なんです。

帰路のPCR検査

私自身は二週間前に帰国しているが、 帰国にあたっては、アメリカ出発72時間前にPCR検査(必ず日本政府指定のもので、指定の書類) LAは住んでいたから土地勘もあるし、道も分かるがレンタカーで自力で行けるが、旅行者は大変だろう こういうドライブスルーのPCRで鼻の奥まで突っ込んでグリグリやられる そんで24時間後に書類がWEBで来て、陰性 アメリカ人だからちゃんとしていない可能性もあり、メールを受領するまでドキドキ だって書類がないと、チェックインができない さらにMy SOSアプリを入れて(これがないと大変)帰国の段取りを行う LAはさ、事故多いのよ、消火栓に突っ込んでいたり 車が燃えていたり(日本車)もする 「運転の精神」 ??? 海外旅行は手間とお金と時間がこれまでよりもかかる。 なぜならPCR検査が手間だし、書類は多いし、入国も大変、時間もかかる こういうの撮りに行きたいけど、気軽に行けないぜ・・・ もうA380も復帰しているのにさ まだまだ海外へは覚悟して行かないとキツイであります。

Sling アナログと集合計器

最近、アメリカをはじめ安価で性能が良い訓練機として評判のコレ Sling に乗ってみた。 この機体 G7各国が認めているけど、日本だけ認めていない 国土交通省は「飛行機」というカテゴリーに入らないとしている。   まあLSA ライトスポーツエアクラフトというのだが、普通にヒコーキと何ら変わらない 仲間がいろいろと国土交通省に折衝を重ねているが現時点でNG ちなみに燃費はセスナ172の1/3なので、運航コストが良い   後輩で国土交通省航空局とよく折衝している日本のエアラインの役職付き機長に 「この機体、日本に入れられないの?何かアイデアないのか?」と聞くと   「CAB(航空局)は飛行機として認めないって言っているんですよね、じゃあ飛行機じゃないから 免許なしで飛んでもいいって事ですよね?」   「いやいや、そういう事じゃねえだろ(笑)」 コクピット見てよ これですよ、コレ!集合計器 私はアナログ計器で訓練していた人なので下の方が目がすぐに行く ただし、アナログからデジタル計器にはすぐに行けるけど、逆は難易度が高いようで 後輩の30代 B737-800のファーストオフィサーなんか、最初の訓練のセスナ172からデジタルなんで、 アナログ計器見られません・・・という時代に   飛ぶ人は分かるがこの計器で 「ボールが飛んでる(横滑り)、ちゃんとボール見て」と言われても ボールってどこよ???となるし 「VSI(昇降計)降下率は?」と言われても、VSI(昇降計)ってどれ? となる(笑)がすぐになれる 熊本でお世話になっている日本一A320に乗っているというキャプテンも、 デジタルには慣れるがアナログには戻れないと言っているので、正しいと思う […]

LA周辺撮影

毎日飛行機かヘリか、プリウスを乗り回し、二年ぶりの海外撮影 アメリカ在住の人たちに聞くと、8割の人は「コロナは終わった」と思っていて、外ではマスクをつけていない そして経済も戻りつつあり、CNNやユーロニュースを見ていても、欧州も同じ、アジアの国も鎖国解除に動いており、日本はいまだにめちゃくちゃ厳しく、帰国のためにPCR検査に行ったり、厚生省のアプリを入れて手続きするなど、まだまだ気軽に海外という感じではなう。 もうさ、グローバルスタンダードだと、薬もできたし、いわゆる五類で良いのだろう、そうしないと特に航空、旅行業界の復活が遠のくだけだと感じた。 だって今、円安だから海外からの旅客を取りこむチャンス! シンガポール~ロンドン線もA380飛ばして、搭乗率8割以上。 LAもエミレーツやブリティッシュエアウェイズのA380が戻ってきている そんで、撮影ポイントも大賑わいで駐車スペースを見つけるのも大変 しかし狭いスペースでも、ここはジャパニーズ縦列テクニックを彼らに見せつけてやるべきである。 こちらは30万円とかかけて教習所というところへ行って自動車免許を取ってんだぜ、アメリカ人みたいにタダ同然でドライバーズライセンスが取れるのとは違うんだぜ。(カリフォルニア州の運転免許も所持しているので、違いが分かる) 見せてやるぜYOUとMEの差をな! とプリウスで縦列駐車を決めるのであった(笑)