今じゃ無用なテクニック

機体番号集めをしていると「番号を集めてなにがおもしろいのか分からない」とよく言われるが、 「大丈夫です。こんなことを30年やっている私もなにがおもしろいのか本当は分からないでやっていますので」 山男が山に登る理由を聞かれて「そこに山があるからだ」みたいなもん 「そこにレジ(レジストレーション)が書いてあるからだ」 なので N151UA N152UA N153UA N154UA N155UA N156UA キリがないのでこの辺でやめておくが、まあこうやって番号順に並ぶとちょっとうれしい。 1989年や1991年の撮影、当然フライトレーダーなし、1枚のコストが100円弱、当時高校生なので 機体斜め前で見づらい機体番号をチェック(単眼鏡使用の場合もあり)すかさずメモ帳を見て、撮影済か未撮影かを確認、未撮影ならズームを行いピントを合わせて撮る。 この間の時間はわずかなため、スーパーテクニックが必要であったが、今じゃ 「とりあえず撮っておくか」とデジタル時代どころかフライトレーダーで機体番号まで事前に分かるって、どういうことよ・・・ おかげで飛行機撮影のハードルも下がりました。

接触率9割減

政府は人との接触率8割減を目指すと言うが、こちらは 緊急時に社会に必要な仕事ではないため、 出社しない身分なので9割減を実現。 電車は当分乗っておらず、乗り方忘れたくらい。 移動は自分の車だけ(田舎なので)都会だと出るだけで誰かにあったり公共交通機関利用もあるが、それもなし。 まあそうしないと毎日通勤している方は電車乗らないわけにもいかないし、そうすると接触率8割減は厳しいと思うので、私のような職種の人が平均値を下げないと。 医療関係者やどうしても出社しなければならない方、お疲れ様です。日本のためにありがとうございます。 こちらは一日生活していて、通常会う人は0、もしくは宅急便のお兄さん1名、たまにスーパーに買い物程度、仕事は完全にメールとなっている。 たまに珍しい機体を撮りに出動しても会う人0、ガソリンスタンドもセルフで対人接触率普段より9割減であります。 写真はポジスキャンの1997年SDJ HND第一ターミナル北ウイング レインボー全盛期 レインボーとハーレークイーンエア@FUK、 ハーレークイーンエアなんて撮っている人、今じゃ少ないだろうな、 こういう消滅したペイントを記録で残していかないとさ

パイロットも危機

航空業界全体が危機的状況だが、日本だけならともかく世界中でこんなになるとは誰も想定していなかった。すでに近所の友人のディスパッチャーは勤務が激減。 訓練所時代の後輩で現在は国内エアラインの教官機長と話すと 「ウチの会社、副操縦士訓練途中で止めましたよ、シミュレーターでうつったらまずいし」 そんで「会社つぶれたらどすりゃいいんですか?俺、飛ぶ以外にできないんすよ・・・」 これまではある程度の飛行時間と経験があれば、(航空身体検査も通れば)LCCは随時募集しているし、世の中パイロット不足だし、英語力あれば中国、台湾、うまく行けば中東系エアラインに行ける、とまあ機長までなっていれば再就職も余裕の状況だったが、今はそうもいかない。 「海外でシミュレーター訓練やっている機種の場合、特例が出ているものの海外に訓練に行けないから資格期限切れで飛べなくなる恐れもあるんです」 そうか!なるほどね~ パイロット不足と言われていたが、また当分冬の時代が来るかもしれない。 彼は「あ、俺フォークリフトのATP(定期運送用操縦士)持っているからフォークリフト乗りますわ、フォークリフトならどこかで仕事あるでしょ」  私のまわりの機長の人はすぐに得意な乗り物があると「俺、原チャリのATPあるから」とか「○○ATPあるから」と言うが、ATP=機長できるくらい経験あるという意味だが、フォークリフトのATP資格はねえわ、 フライトレーダーを見てると航空大学校は今も訓練しているし、先週会ったヘリのアシスタントをしてくれた新米ヘリパイロットは資格取得に2000万円かかったそうだが(親が応援)投資をとりもどすのはエアライン以外は大変な世界であります。 パイロット需要は景気と監督官庁のさじ加減次第なのである。 写真はポジスキャンしていたもので、本文とは関係ないがイメージということで キレイな尾翼でしょ このデザイナーの先生(現在70代)と数日前に話したが、今もクレバーです。

みんなで上海

このところ午前中にエアカナダは来るわ、UNITEDも773ERが上がるわで、通常のスケジュールの常識が通用しない成田だが なぜか多くの便が上海へ向かう、AIR CANADAはB777-300ERの機内座席を外してCARGO搭載できるように(カーゴドアはメインデッキにないが)したという英文記事もあり エアカナダもUNITEDもANAの777Fも他のCARGOも上海行が多いが、上海に貨物そんなにあるのだろうか? 毎日のようにNRTに来るAC B777-300ER 残り1機でコンプリートだったが、おかげで集まったぜ! 黄色は完璧、オレンジ色は曇りなので要「再撮」とはいえコンプリート まあ旧塗装も多いが、レジが集まればいいので番号はっきり真横ならOK、 この塗りも好きだったんだけどな~、このドットの細かさが素晴らしい。

背景が重要

機体真横のスポッティング写真も撮るが、背景に気を配って写真も撮る ニューヨークのツインタワー、当時コンチネンタル航空勤務 日本支社トランスパシフィック(太平洋線)担当でしょっちゅう会議やセールスでニューヨークに行っていた。2000年 なんてったって航空会社は自社の座席はタダだから、すぐ「来い」となり毎月太平洋横断とか・・・ さらにこちらは本社のヒューストン、後ろのビルがダウンタウンでここに本社があり「トレーニングで二週間ヒューストン」とかあり、世界各国の支店メンバーと訓練、二週間全て英語(プライベートも含む)1999年 しかしテロ以降ヒューストンは撮影許可とらないと捕まるようになったのでめんどくさい 現在のHND T2付近、同じ場所がないので比べられないが後ろのビルは明らかに少ない、尾翼後ろはトリトンスクエアだろう、今トリトン見えない気がするけど・・・ 1996年HNDターミナル1、左後ろの東急ホテルが懐かしいぜ~、大師橋もクリアに見える。 後ろの緑の築堤みたいなところが現在のターミナル3(元国際線ビルだな)

AM6時の目覚まし

昨日より便数減により成田空港B滑走路が閉鎖 撮影する側にとっては到着機を東京アプローチの最初のファーストコールを聞き逃すとA滑走路かB滑走路到着かが分からず撮り逃すこともあったが、それがないので安心、 しかし、家では毎朝6時に何かが着陸して逆噴射、特に今日のような低い雲の日は音がこもるのでよく聞こえ目覚ましがわりに 11年前、成田に引っ越してすぐはカンタスの747朝一到着かキャセイの747Fの到着があったが、カンタスは羽田に逃げキャセイはたぶんB滑走路降りで、6時の目覚ましは久しぶり まあ成田の立ち位置を考えると24時間化大歓迎。 今年も無職みたいな私にこの時期「騒音迷惑料」(少額)がいただける、 「オメーは迷惑してねえだろ」と言われると、そうだけどさ(笑) 無職みたいなものなのでありがたいです。 まあこれも滑走路そばに住む醍醐味でもありエンジョイしているし慣れる。 というわけで92年の撮影、今のヒコーキの丘付近から 道路の取り付けも違うんで同じアングルはないが、機体の位置はここだな 今でこそ成田空港南部貨物地区はNCAが並ぶが、昔は違いふつうの北側貨物エリアを使用していた 昔の写真をデータ化していくと、なかなかおもしろいわ~

レインボーセブンは何機?

レインボーセブンは何機いた?(ぐるぐるセブン)とも言われていた という質問に答えられる人はどれだけいるだろうか? セコセコ、ポジスキャンを地道にやっていて私の間違いがなければ JA007D@FUK JA008D@HND 第二ターミナル完成前 というより影も形もない JA009D@OSA JA010D@HND ここも今や二重フェンス JA8977@HND 見たことがない方、左右の尾翼の塗りの違いが分かるかな~ JA8978@HND JA8979@CTS 計7機のはず やはりスポッターとしては順光 レジバッチリで真横、全部そろうとうれしい。ただそれだけだけど、やめられない止まらない やはりこの機会にデジタル化しておかないと。

千葉空中散歩 東ヘリ-船橋

意外とこの空中散歩ネタが想定よりも好評なのでフェリー時のシーンも 新木場の東京ヘリポートを出てヘディングEASTですぐに無人のネズミの国、これはこれで貴重か 誰もいないぜ 湾岸線と最近完成した外環の高谷ジャンクション、右は江戸川 右が東京方面 船橋駅前 手前JR,奥が京成 今さ、この状況だからヘリツアー減っている(コロナ前はすげえ忙しかった)上空は空気キレイだし、換気も機内はバッチリだから気分転換になるよ~ 都内付近のヘリツアーは 遊覧やヘリチャーターのAir-X が私のおすすめ。 以下はおまけ 掲載し忘れた池上線 雪が谷大塚の車庫、なんだか上から見てたら都会のど真ん中なのに3両ぽっちで走っていてカワイイ感じがした。 さらには一応ヘリ初期訓練生(訓練途中で行けてないけど)としては、こういうところを見ると、あの屋上ヘリパッドに降りるにはグランドエフェクトを考えるとショートでアプローチするとヤバイな・・・どうやって降りればいいのか?風は?とか考えるわけ そんで今回見つけたのが新塗装か? 一番奥は警察ヘリ 全国この塗装、 がしかし、最近配備されたレオナルドヘリコプターの機体は よく見ないと警視庁って書いてあるのが見えない、覆面車、いや覆面ヘリ?その必要はないか?新塗装? 実機は渋い塗りでなかなかカッコイイ 最後は、Bell430、これの2枚ローターがBell222 我々世代のアメリカンドラマ 超音速攻撃ヘリAIR WOLF(知らない人はググってね)ですよ。やはりスキッドじゃなく、車輪じゃないとね。カッコイイぜ~、デザインいいのはこれかシコルスキーS-76だな。 ちなみに私が飛んだのは 匠航空のR-44 これでじゅうぶん、わが社の機体もこれと同型機で運航は匠航空 機体番号はJA005R。

アタリもあるNRT

CARGOが元気な成田空港だが、便数は少ないものの 「なんじゃこりゃあ」と言うのも来る。 このところ来ているSFエアラインズ、コールサインは「シェンフェン」社名のSFはそういう言い方から来ているわけね、機体番号B-20Aw って最近末尾にアルファベットを使いはじめたと思いきや、もうアルファベット末尾2桁なのね。どんだけ中国機体増えているんだ?そんでNRTにはマスクでも持ってきてくれているのだろうか? 機体はBoeing757-236PCF パッセンジャー・コンバーティッド・フレイターだから元旅客型。推定だがウチのベランダ撮影なので上りが早いから空荷なのか? さらには昨日計3便来たアエロメヒコ、しかも二機はメキシコシティからダイレクトでは届かないと言われていた787-9 (そりゃそうだ、ANAだって787-8はメキシコスペシャルエンジン仕様機しかMEXに投入できない) こんなのがNRTで撮れるなんて、普段のアエロメヒコより長くしております。-9だからね 787の上りだしMEX行きなら離陸も引っ張るからウチのベランダからじゃ撮れないだろうと思ったが念のためEOS90D+EF200-400mmでスタンバイすると なんと成田から上海に向かったため軽い、だからベランダから撮れた、ってことはテクニカルランディング(給油のため成田立ち寄り)だろう 787-9のアエロメヒコは美味しい~! まあ、外出禁止とは人と会わなきゃ良いわけで、三密も避ければいいんだから、心の健康を考えるとというか、そもそも普段から成田撮影はソロオペレーション(一人撮影)誰にも会わず誰とも会話しないで一人で撮っている。なので飯のタネだし、ソロオペレーション出動はある。 まあこんなときだからほのぼの画像を 94年カリフォルニア在住時、自分で飛んで行ったキャマリロ空港で撮影 ロッキード・コンステレーション 「撮影させて」と許可をもらうと、「Why not?」(ダメなわけないじゃん) さらに「Youも手伝うか?」 いやさすがに怖いぜ、デンジャラスでしょ、落ちるでしょ・・・ただいまモップで掃除中。