パイロットも危機

航空業界全体が危機的状況だが、日本だけならともかく世界中でこんなになるとは誰も想定していなかった。すでに近所の友人のディスパッチャーは勤務が激減。

訓練所時代の後輩で現在は国内エアラインの教官機長と話すと

「ウチの会社、副操縦士訓練途中で止めましたよ、シミュレーターでうつったらまずいし」

そんで「会社つぶれたらどすりゃいいんですか?俺、飛ぶ以外にできないんすよ・・・」

これまではある程度の飛行時間と経験があれば、(航空身体検査も通れば)LCCは随時募集しているし、世の中パイロット不足だし、英語力あれば中国、台湾、うまく行けば中東系エアラインに行ける、とまあ機長までなっていれば再就職も余裕の状況だったが、今はそうもいかない。

「海外でシミュレーター訓練やっている機種の場合、特例が出ているものの海外に訓練に行けないから資格期限切れで飛べなくなる恐れもあるんです」

そうか!なるほどね~

パイロット不足と言われていたが、また当分冬の時代が来るかもしれない。

彼は「あ、俺フォークリフトのATP(定期運送用操縦士)持っているからフォークリフト乗りますわ、フォークリフトならどこかで仕事あるでしょ」

 私のまわりの機長の人はすぐに得意な乗り物があると「俺、原チャリのATPあるから」とか「○○ATPあるから」と言うが、ATP=機長できるくらい経験あるという意味だが、フォークリフトのATP資格はねえわ、

フライトレーダーを見てると航空大学校は今も訓練しているし、先週会ったヘリのアシスタントをしてくれた新米ヘリパイロットは資格取得に2000万円かかったそうだが(親が応援)投資をとりもどすのはエアライン以外は大変な世界であります。

パイロット需要は景気と監督官庁のさじ加減次第なのである。

写真はポジスキャンしていたもので、本文とは関係ないがイメージということで

キレイな尾翼でしょ

このデザイナーの先生(現在70代)と数日前に話したが、今もクレバーです。