なぜ、なんでも機長に聞くのか?

報道を見ていると、航空関連の事案が出ると、なんでも

元〇〇航空機長という人が出てきて解説をする。

今回の1/2の事故でも、まともなことを言う方と、にわか航空評論家みたいな人や

業界でも「あの〇〇航空元機長の発言はおかしい」と評判の人までさまざま

 

数日前の千歳のCXとKEの機体がプッシュバック時に当たった事故も、元〇〇航空機長が解説しているけど

「キャプテン、プッシュバックしたことないですよね?トーイングカー乗ったことありますか?」

というような人が解説している

写真はイメージ

航空なんて専門分野が細かいから、全てを語ることは不可能

この間もヘリの事故を元B747機長とかが解説していたが、

すいません、ヘリ操縦したことあります???という内容

 

分かりやすく言うと、脚を骨折したけど、その解説を眼科医や皮膚科医がするようなもの

心臓病で皮膚科に行かないでしょ、眼科にも行かないでしょ

そりゃ医者だから一通りのことはやっているだろうけど、

そんな専門外のこと詳しく解説できないでしょ

なので、メディアの専門家の解説もどこまで信用できるかは、ビミョーです。

 

しかし、全然知らないことを堂々と、めちゃくちゃに語る方がメディア受けが良いので

専門家でも元〇〇航空機長でも変なこと言う人の方が息が長いのかもしれない、そんな風に思うこのごろです。