コロナ禍の戦略の違い

数日前の報道で ピーチ295億円の赤字

まあ、この数字は置いておいて、企業研究から見れば、この海外に人々が行けないタイミングがチャンスと踏んで、女満別などコロナ禍に新路線拡大するピーチと、6機のA320をオーストラリアに移動させて、事業規模を縮小、耐えがたきを耐えるジェットスターとの対比が興味深い。

確かに、早めに就航しておけば、例えば女満別なら、関東の人も女満別に安価に行くならpeachという図式が出来あがる。ただし減便すればイメージダウン、あとから後発エアラインが就航しても、追いつくのは大変。しかし就航したら運航しなけりゃならないので、その間に旅客が乗らないなら収支は厳しくなる。

国際線で見ると、コロナ禍でも路線を維持する方針なのでカタール

このタイミングで出張にどうしてもいかなければならない人は、カタール航空を利用する。利用せざるを得ない。

すると「初めて乗ったけど、いいじゃん、これからもカタール航空にししよう」というビジネスチャンスも生まれるが、運航経費はかかる。

飛ばした方が良いのか、耐えた方が良いのか、経営判断が分かれるが、そういうのも航空会社の動きを見ていて、なかなか興味深い。

まあ地下資源がガンガン出るので、カタールは気にしないのかもしれないが、

エミレーツは60億ドルの赤字=6500億円とか、もう桁が分からない数値。

あなたが経営者なら耐える戦略か、攻めるかどうするよ?