ラクジュアリーフライトの意義

HANEDA HOUSEにあるラクジュアリーフライト(本格的フライトシミュレーターのお店)でB737の操縦体験

モーション付きで動き相当リアル、ただしこういう計器に慣れていない昭和のライセンサーとしては、例えば

「それじゃ800ft/Minで降下してください」と指示が来ると、

「えっと、VSIってどこだっけな?」と一瞬目のスキャニングが停まる。

こうなると操作が遅れ始め操縦がボロボロになってゆく

でもさ今の30歳くらいのパイロットは最初からこういう集合計器なんだよね~

昭和生まれのライセンサーとしては、毎年ちゃんとリニューアル訓練していてパスしているけど、俺はこういう計器が慣れてんだよ

これならスキャニング(計器6つを見て外を見るの繰り返し)が叩き込まれている。

そんで、ナビゲーションログ(航法)をチェックし計算しながら飛ぶ

ちゃんとアマチュアなりに試験は毎年PASSしているが、JETとセスナ172の操縦は別物、しかし改めて見ると右手にボールペンでアナログだな

ラクジュアリーフライトね

しかし本格派フライトシミュレーターのお店でも、あまり操縦させてくれないところもあるので、ここはかなり操縦させてくれてその気にさせてくれる。

特にいつもお世話になっているN沢さんという教官は、下手でボロボロでもエンターテインメントに昇華させてくれる。これが本当の訓練なら教官から「クソミソ、お前なんかやめちまえ」くらいの下手さでもN沢さんにかかれば「俺素質あるかも」と思ってしまう(笑)

でもさ、Pilot不足なのに未だに軽飛行機でさえ体験操縦すらできない日本

体験飛行したけりゃ航空身体検査受けて、戸籍抄本若しくは戸籍記載事項証明書又は本籍の記載のある住民票の写しも必要と手間がかかる。

だってさ、乗ったこともないし、向いてるかも分からないのに、PILOT志望だけで人生かけられるかよ。

体験操縦すらできない日本で、こういう施設があるということはとても社会的に有意義だしパイロット不足と言われていたので、希望がもてる施設でもある。