移動中はイメージトレーニング

フライト訓練をやった人なら分かるが、座学はもちろんフライトのプロシージャを覚えないといけない、なので寮には紙レーター(シミュレータはないので、コクピットの計器を印刷した紙やポスター)を貼り、チェックリストを行ったりする。こうすれば手が自然と動くようになる

さらにはトラフィックパターン(場周経路)でここでパワー〇%、速度〇ノット、フラップダウンなどコールと手順を覚える(ゴーアラウンドや、短距離離陸、浅く進入、深く進入などいろいろある)

私の場合、新幹線とか移動中にチェックリストや離陸プロシージャをテキスト見ながら頭の中でやるときもあるが、そうすると駅の階段とかで「テイクオフ、ウォーニングライトアウト、エンジンゲージGREEN、We have Fuel, POWER104%」などものすごく、ブツブツ言いたくなる。

イメージはこう、教官宅でペットボトルを右手操縦桿、左はコレクティブ(エンジン出力コントロール)にしてテイクオフ

こういうのを何度もやり実機に乗るわけ(だって実機は値段高いから、軽い気持ちで乗れない)

本番はこんな景色

外のイメージはこんな(機体違うけどイメージ)

昭和のお父さんが駅のホームで傘でゴルフスイングしていた時期もあったので、(昔あったでしょ)私もペットボトル持って「TAKE OFF!」とか、すげえやりたくなるが警察呼ばれるといけないので自粛しよう。

駅の階段で「ディセント(降下)着陸!」とか「テイクオフ!マニュホールドプレッシャーチェック!」とか万が一集中しすぎてやっている人を見たら「訓練生なんだな~」と温かい目で見守ってあげるように

まあ、そのくらい没頭しないと、航空大学や自社養成のエリートの方々は知らないが、私のまわりの雑草パイロットはみんなこんな感じだし、実際に飛べるようにはならないんだけどさ。

今日のおまけはEUROWINGSのA333、美味しいぜ!