レジを見ればドラマが生まれる

天気が悪い日だが、都内で午後打ち合わせがあり、 気になっている「あと1機」撮れていないルフトハンザの747-8の羽田到着機をチェック   これはコロナ前から「あと1機でコンプリート」だったが、コロナで748が来なくなり、最近復活 曇りの日だが、飛来予定なので出動! D-ABYG こいつを待ってたぜ!やっと撮れたぜ これでコンプリート   まあ曇りなので〇ではなく要再撮影だが、とりあえず捕獲 ルフトハンザ747-8のエクセルも 黄色はOK、オレンジは要再撮影だが、 全機撮影済!   ここで、気になるのが機体番号が D-ABYAから始まるが、アルファベット順なのに BとEが抜けている 調べると D-ABYBは1974年 B747クラシック時代に事故を起こしている つまり747の同じ機体番号を747-8にも使っていて、事故機の番号は外したというわけ   さらにはD-ABYEは発注、完成したが納入前キャンセルして、今やエジプト政府専用機へ ちなみにこの機はホワイトボディに濃紺ルフトハンザ尾翼の時に、砂漠で撮影済   こんな風に調べられるのもスポッティングのおもしろさなんだよね~ 新塗装機もだいぶ見慣れてきたな・・・出始めは ルフトハンザは黄色がないとおかしいだろ!と思っていたのに慣れてきた

RIMOWAの偽物もあり

日系エアラインCREWにも多いRIMOWA 仲間がデッドストックに近いRIMOWAのトロリーをお値打ち価格で購入 RIMOWA話になったが 私はRIMOWA PILOTを長年愛用 最近のは4輪になり、再登場しているが、お値段約20万円 LVMHグループになり値上がり、というか物価高騰で20万円の新品でさえ手に入らないそうで LVMHになるとイメージも変わってきたな~ 思えば2005年ころにフランクフルト空港で、当時清水の舞台から飛び降りる覚悟で8万円くらいで購入 日本より安価だ!と自分を納得させたが、 ほぼ同じものが今や20万円! しかも近年は中国製 RIMOWAの偽物もあるそうなので、オークションとか個人売買は怖いよな! RIMOWAの偽物は悲しいぜ PILOTケース 大小長年使用しているが、壊れない、経年劣化で表参道のRIMOWAに修理に出したことあり 車移動のときはグローブトロッターも使うけど、基本はハードユーズなコレら ゼロハリバートンはアメリカ製時代のは良かったけど、日本のACE系列になったら 高いのに壊れまくる、修理対応最悪でもう買わない なんだかんだでRIMOWAだが、もう買えるお値段ではなくなってしまったのが残念 大事に使うことにしよう。

意味のないことがおもしろい

羽田空港で撮影中、少し前にブログで紹介した世界で747を最も撮っているM氏と遭遇 スポッティング話で盛り上がるが、 M氏いわく、 会社や取引先とかでさ、ちょっと仲良くなったり、飲みに行ったりして 「趣味は?」とか「休みの日は何しているんですか?」という話になるでしょ   だから 「飛行機の写真撮って番号集めてます」って言うと、 そんなことして何になるんですか?って言われるじゃない   だからさ 「え、細い棒で小さな玉打って、遠くの穴に入れるのの何がおもしろいんですか? そんなことして何の意味あるんですか?」 って言うんだよ・・・(ゴルフね)   山登りも、カラオケも野球観戦もみんな同じ そんなことして何が楽しいんですか? 意味があるんですか?って   ホント、その通り、趣味人口が少ないから 飛行機の番号集めて意味あるの?って言われるけど、 自己満足が楽しいわけよ   というわけで、この日も情景写真&狙うものは番号集めだが、そうそう集まらないから楽しい 写真は787の右、正面、そして左向き 後ろの駐機場の機体が787なら後ろの四面撮れたが、748なんだよね・・・ まあ私の基準では日本のエアラインは自分の中で厳しい審査なので(番号集め) この機体はトーイングカー付きなので、〇ではなく△(要再撮影)となる。   M氏いわく、スポッター発祥の地イギリスでは、双眼鏡で機体を見ただけで「見た」が成立する 下手すりゃ、隣の人に番号チェックしてもらっても「見た」が成立 […]

デルタDC7物語 N4887C

DELATA航空の元広報でお世話になった敏腕な女性スタッフが 久しぶりにアトランタにあるデルタ航空博物館に行き、少し前に博物館に入ったダグラスDC7の写真をアップしてくれた   最後にアトランタに行ったのはA350デビューの時なので、7-8年前?くらいだがその後の2019年にDC7が来たようで DC7とは、1950年代の最新鋭機 JALも数機使用していた。 まだジェット化の前の時代でロマンがある。 昔のBOSS (JAL DC8パイロット)から DC6B、7C (セブンシー/七つの海になぞらえての名称)の話はよく聞いた スタンダードのDC7、改良型のDC7B、DC7Cがあった     そんでくだんのDC7 機体(デルタ航空博物館)がこれで https://www.deltamuseum.org/exhibits/exhibits/aircraft/dc-7b-ship-717   機体を見れば当然レジ(登録記号)をチェック 機体番号N4887C ん? え! もしや・・・   なんか記憶にあるレジだぞ (残念ながら人の名前は覚えないけどレジは覚えている) なので、オフィスで探すと 1957年にデルタ航空にデリバリー 1968年まで使用されチャーター会社など数社を渡り歩き 1980年より山火事消化会社へ   おおおおお!このSHIPじゃん 撮ってんじゃん N4887C その際にアリゾナで撮影1993年チャンドラー空港 右のトラックが渋すぎる! […]

ロールスロイスよありがとう。

わりと長い間乗って楽しんだロールスロイスを手放すことに 1995年製のシルバースパーIII スパーIIIはおそらく日本に片手の台数しかない、 95年までがグリルが大きく偉そう、信頼性が高いエンジンでノートラブル まあふつうの人は 「ロールスロイスは後ろに乗る車でしょ、運転する車じゃないでしょ」と言う(私もそう思っていた) が乗ってみると楽しい。 特にホテルでは、一等地に停めてくれるし、 レクサスやベンツが止められて(STOPの方 停めではない)いるようなハイクラスな会場でも 「ロールスロイスは入れてもらえる」という体験を何度もした。 これでコロナ前は外資系航空会社の打ち合わせで大使館に行ったりした。 さらには、この国は 「古い車を大事に乗っているのはけしからん!増税する」と言って税金が上がる。 何しろ排気量 6750ccなので、税金がヤバイのである! いつものシーザートレーディングさんには、もっと古いロールスロイスも ファンタム6 1987年型、新車価格1億以上 当時の1億円以上って・・・ 昔はホテルが買ったそうだが、今や個人の方が 「このクオリティでこの価格なら安いじゃん」と買うそうな なので売約済 ウチのロールスロイスも、持っていくと、すぐに買い手が現れた。 こんな映像も撮れたし、この手の車は値下がりあまりしないし、維持費もぜんぜんかからなかったし 経費だけで乗れて楽しむことができた。 https://www.youtube.com/watch?v=3upRERsU38E 現在のロールスロイスはBMW製だけど、この時代はバリバリ英国車だし、 今じゃ手に入らないコノリーレザーだし、いいよ~ 人生一度は 6750ccとか乗っておくのも悪くないぜ。 Rolls Royes エンジンね

AIが原稿も?

今週は半分が写真用意&原稿書きであった。 当然原稿のオーダーは得意分野が来るので、書いていてそれなりに楽しいが   最近 ChatGPTとか言われるAIが原稿も書けるというではないか   例えば「アリタリア航空の原稿を500字で書いて」とか言うと 書いてくれるのだろう   もうどうすんのよ、仕事なくなるぜ     写真も原稿もAIが作成 あと現役15年くらいやらないといけないのに、 他の仕事を考えないといけないかもしれないぜ・・・ こうやって古い写真もデータ化しているけど、フリー素材を使われたら収入にならないしさ   30年前のLAXで撮影アメリカン航空ラクジュアリーライナーのロゴ入り DC10 宮崎空港駅で2002年撮影のRED EXPRESS もうこれを撮って20年かよ! ノーマル色の赤とクリーム色の485系なんかさらに前なのか・・・   一応、最近仕事はまあまあ忙しいが、AIに変わる日が来るのだろうか? お宅のお仕事はいかがでしょうか?

ZIP AIR X ロンハーマン

昨日はZIP AIRとロンハーマンの特別塗装機の取材撮影   メディア集合場所に行くと、いつもと違いオシャレな方々もチラホラ・・・ 理由は、広報の方が「まずロンハーマン様のゲストの方、メディアの方 先に参ります」 と声をかけるとオシャレな方々がずらずらと行く   残るは「オシャレではなく、おじさんばかりの乗り物メディア関係者 含む私」(笑)   我々はロンハーマンって何? アパレル? セレクトショップ?   プレスリリースには 「スペシャリティストア」と書いてあるけど、スペシャリティストアって何? 新聞社の人は 「スペシャリティストア」なんて記事に書けねえよ、何屋さん? と我々の知識レベルはそんなもんである((笑) そんなロンハーマンとコラボ機がこちら   我々はJA850Jだから新しいSHIPだな、とかファッションよりそっちの話題である((笑) さて機内、ヘッドレストカバーがロンハーマンに これを10秒くらいで、手持ちで手前から奥までピントを出して水平を出して即撮影しないと、人が入るし 撮影も順番なので機内撮影テクニックが求められる 機体番号JA850J 3月にデリバリーした新造機にデカールが貼られた。 昨日のホノルル便からこれがフライトしていて、とりあえず10月までのコラボなので JA850Jが来たら要チェック、とりあえず撮らねば。 ちなみにデカールは両サイドにあり。

混み合うアウトレットの帰りは

先週日曜日は木更津のアウトレットでセレブ撮影   陽も傾いてきたころ、VIPの方々が帰るところで、このアウトレットは「バレーパーキングもあり」   道路情報は 「アクアライン川崎まで渋滞」 「京葉道路千葉を頭に〇km・・・」と大渋滞、   つまり東京方面に帰るのはめちゃくちゃ時間がかかる。 なので、セレブの方はアウトレット近所にある木更津ヘリポートへヘリを呼び 車を横付け 「いや~定価100万以上する靴と服でサイズが合うやつが半額、しかもこのブランド普段はこんなに下がらないんだよ」 と言うことで入店10分で50万円以上購入したそうで そんなブランドの紙袋を持ってヘリに搭乗 おお~木更津金田IC めちゃくちゃ混んでるぜ!   海の中に一直線に伸びるアクアライン、 美しい!うーん、下々の者たちはアクアラインをダラダラ渋滞しながら移動しておるな・・・     しかし今日は左席(機長は右)で自分の操縦じゃなくて良かったぜ、このまま5分飛んだら羽田空港だから直進したくなるぜ(笑)   ついでに海ほたるでも眺めて行くか・・・東京方面、大渋滞、このまま海底トンネルに入ると真っ暗で嫌だろうな     さてヘディングを東京ヘリポートに向けると、ここから10-15分で新木場 ここまでくれば渋滞はない、 もしくは横浜在住の方なら横浜西ヘリポート(今井ICそば)へ行くという手もあり   混み合う渋滞は避けてヘリ移動。やはりこれでしょ! […]

撮影技師と呼んで

カメラマンだけどデスクワークも多く、毎回言うが経費精算、原稿書き、パワポ作成、写真整理、撮影旅行の手配、請求書など事務処理も多いが、 あるクライアント様からの依頼書は以下抜粋 撮影技師は、事前に撮影箇所の状況調査を十分行うこと (4)撮影作業・現況調査にあたっては、事前に打ち合わせを行い、作業計画書(様式任意)を提出すること (5)撮影は令和5年5月~8月に行うこと (6)その他、実施に際し疑義が生じた際は、打ち合わせを行うこと 3.成果品 (1)デジタルカメラ 5,000万画素以上で撮影したカラーRAWデータ 以上抜粋 そうか!カメラマンでも写真家でもなく「撮影技師」というのか レントゲン技師とか、臨床検査技師とか そういう技師なのか 技師だぜ技師!  名刺に書かないといけないな なんか、できる技術者みたいな感じじゃん(笑) Wikipediaによると 技術者の意味で使用される名称。「技師」というと、戦前では官職名称でもあり、内閣の任命になる高等官を意味するものであった。 なんだかえらそうじゃん!!! さらには成果品 デジタルカメラ5000万画素って・・・サイズ大き過ぎるぜ 今や2400万画素くらいで、A1いやA0も余裕(ちゃんと撮れていれば)しかも使用するのは基本2L程度なので、そんな画素数は必要ないがお相手がお役所なのと、相見積なので、そんなこと説明するとも野暮 これが教室なら「画素数が大きくても画素ピッチの問題もあるので・・・必要なし」と説明するんだけどな~ というわけで、こういうのにもデスクワークで対応しないといけない。 また出した見積書が全て通るわけではないし、見積で負けることもある。 そんな地味な日々を送っております。 写真がないとつまらないのでポジスキャンした747SRスヌーピーでも 尾翼にANAロゴなし、スヌーピーはPILOTだからこういうのにはあってるよね。