A3ノビプリンタ リニューアル

CanonのEOS学園で 画像処理講座などの講師をさせていただいているし、 写真の講評会などで「この写真は階調が失われている」とか「画像処理しすぎで彩度上げすぎ」とか 能書きを言っている立場として、ちゃんとプリントして色をチェックしておかなければならない これまではPro10というA3ノビのプリンタを使用していたが、 現行型に入れ替え 「ちょっと、箱をあけて設置作業するんだから邪魔すんなよ・・・」(笑) プリンタは重いので、こうして左右のビニールの取っ手で持ち上げるスタイルになっている サイズはそこそこあるけど、家で色調整をしてA3ノビが出力できるのは、やはり良い いろんな紙も試せるしさ この色味でお願いします!とキッパリ色校正でも言えるし 色見本もつけられるじゃん。 最近、インスタの影響か、彩度をゴリゴリアップした不自然な写真や 階調がないのっぺりした写真などもよく見られる。 SNS程度ならいいけど、プリントとなると、やはり自宅でじっくりやると作品になるわけよ。 フォトコンテスト常連さんは、ほぼ自宅プリント 私の講座 EOS学園 DPP(デジタルフォトプロフェッショナル)航空フォト編もあるけど、満席なので、 ご興味ある方はまた次回ぜひ! なお、このプリンタは半導体不足の影響なのか、人気なのか 3-4カ月待ちだぜ。

クラウドファンディング 子供たちにヘリに乗って夢を追いかけてもらう映像完成

7月29日に行った、母子家庭のシェルターの子供たちに、飛んでもらうクラウドファンディング企画 主催者の321プロジェクトの岡村志穂さんより、映像が完成したとの連絡があった。 それがこちら、特にご支援をいただいた方、ありがとうございました。 お名前も最後に出ているので、ぜひご覧ください。 https://youtu.be/7C-WqIm5fQs

あれから20年

今日は9.11 そう忘れもしない「セプテンバー・イレブン」 この9.11が会社を辞めて写真家として独立するきっかけになった。   外資系エアラインだったので、すでに自分の会社を立ち上げていて、航空雑誌の連載のお仕事もいただいていた。 そして9.11 後ろに写るのはワールドトレードセンター まだ20代だったが、会社の待遇は良く、イケイケGOGOのアメリカのエアライン 週末は自社便の空席を使ってハワイ?グアム? 日本の国内線(JAS)は9割引きで乗れるし(空席に限る) 日本のエアラインは無料や割引パスが年間何枚など、規定が細かかったが、米系は無制限 飯代くらいを払えば、どこでも乗れた。(アメリカ本土1万円程度)   それが9.11で激変、あの日、自分たちがかかわったお客様を乗せた CO6便、8便はどこに降りたのか?(全便着陸命令が出た) と慌てた、さらにハイジャックされた可能性は?など 成田を出発して数時間後、今 アラスカあたりか? 情報は錯そうし、会社に行き、情報収集にあたった そもそも、入社はコンチネンタル・ミクロネシア航空で、グアムやその先、ケアンズ、パラオ、バリ、ヌーメア、サイパンなどが担当だったが 気がついたら、コンチネンタル航空に吸収され、部署移動でニューアーク、ヒューストン担当に そして、毎月ヒューストン本社でトレーニングや、ニューアークで会議、フロリダやテキサスでセールス応援やゴルフ接待 社員数5万人、運航機材はエクスプレスなど傘下を入れると600-700機 メガキャリアであったが 自主退社して、自分でやってみて、ダメならまたエアラインに戻ればいいさ、と思ったが クライアント様のおかげで20年やってこれた   その間、東日本大震災、SARS、リーマンショックなどなど、航空業界(下請けの私も含む)浮き沈みがあったが 今回のCOVID-19が一番ダメージが業界的に大きいだろう (写真はポジスキャンのヒューストン同時離陸) とはいえ、20年間やってこれたことにクライアント様、育ててくれた方々に感謝。 とりあえず COVID-19を乗り越えて、また航空業界が復活する日まで、細々と頑張りますし、 こんな時期にもオーダーをいただける方々に感謝申し上げたいと思います。

THE HAWAII EXPRESSのD10

某空港会社にお勤めの友人(そこそこ えらい人)から 「完成したけど、どう?」と写真が送られてきた。 THE HAWAII EXPRESSのDC10 1982年に運航開始してわずか1年で消えたエアラインなので、年齢的に考えても、私も彼も実機は見たことがない しかし、このトロピカルなカラーリングを写真で見て印象に残り、1/200のモデルプレーンが欲しいと思ったがない そんで、ぜひこれを作ってみては、と言ったところ、ふつうの空港職員なら、 そんな古いエアラインは知らないのだが、 彼は変態レベル(人のこと言えないが)なので、知っていて話が盛り上がって作成 いや~、素晴らしい。 素晴らしすぎます! 往年のデザインが今よみがえる(見たことないけど) 彼(作者)の年齢を考えると、10歳にもなっていない時代のエアラインだが、 ノスタルジーというか、今見てもときめくのがエアラインデザイン しかし、尾翼のパイナップルとか、窓下のラインは、前から後ろに何色使っているのか分からないほどの、「色」 これどうしたんですか? 「デカールが売っているんですよ」 「え、こんなマニアックなデカールあんの?こんなの売れないでしょ・・・」(欧州あたりが作成か) こんなの作成しているのは、日本でおそらく彼だけだろう。 前作のエアパシフィックのDC10と共に こういうヒコーキ愛にあふれたマニア、いや、素敵な空港職員がいる空港って素晴らしいな まあ、こんな話をしてもついていける部下はいないと思うけど(笑) リモートワークの週末に、こういうのを作成する。お見事です!!! これを見ているだけで、1980年代のハワイ旅が空想できます。 ぜひ、そのうち某空港で作成したモデルプレーンの展示会をぜひやっていただきたい。そう願っている。

保護犬ネイン

今うちで預かっている保護犬(仮名ネイン) シェルティレスキューで正式に募集開始になったので、改めて紹介。 養老渓谷でさまよっているところを心優しい親子に保護してもらい、そちらで「ネイン」と名付けられ後、 シェルティレスキューの指示で引き取りに行った。 保護時 かなりぼろぼろ、血尿が出ていて、爪ものびたまま食い込みがあり、かなりの頻尿。そして、足を引きずって歩く。 巻いていた爪 病院で検査をした結果 血尿の原因は膀胱結石、こんな小さな身体で2cmもの結石がくっきり写っていた。 そして、精巣腫瘍で片側の精巣が腫れていた。足を引きずる原因は、右の前と後ろ足の関節がかなり腫れている為。 結石と精巣腫瘍を取るため、大手術をした。 レントゲンを見ると、関節が腫れて曲がっている。 今日はこれくらいにして、プロフィールを書いておきます。 仮名:ネイン 性別:男の子 毛色:セーブル 年齢:推定年齢 10~12歳くらい 体重:14キロ(適正) フ ィ ラ リ ア:陰性 去勢 手術:済 狂犬病ワクチン:未 混合ワクチン:未 ウチに来たときは、臭いし、体調も悪そうで、ボロワンコだったけど 今じゃだいぶキレイなオジイワンになりました。 お問い合わせはシェルティレスキューまで

大分空港撮影

熊本を拠点にフライト撮影を続けていたが、この日は別案件で車で大分へ 飛ぶとすぐだが、車は時間がかかる。 大分空港は南北の滑走路で、陸地は西側なので、午前中はド逆光 しかしオーダーの機体は午前9時のもの ターミナル側が順光なのは助かるが、それ以外は午後の撮影が望ましい。 そんで、帰る途中に豊後森の道の駅と駅により 扇型庫ですよ、ウチのレイアウトにも欲しいぜ 下は途中までできているのだが、おき場所がない(今のレイアウトにつなげられないのが悩み) やはり扇型庫はロマンがあります! ただしここの扇型庫はガラス バリバリで、もう少しなんとかしたいところ、 京都の梅小路までとは行かないが、あちこちの公園にある機関車を集めて置いてみてはと言いたいが、まあ予算の問題もあると思うので、「言うは易く行うは難し」なんだろうな・・・

気持ちはBlue Angeles

昨日の続き 編隊飛行撮影ミッション DELTA編隊 安全高度を保ちながら阿蘇山上空をフライバイ なお、全体を撮る場合の使用レンズは 24-105mm ってことは、撮影機とすげえ近いわけよ そんで、上行ったり下行ったり、通り過ぎたりするので(撮影機の)機長から   「今どこ?」と言われると、見つけたPILOT(左右後部に搭乗)私は右後ろ、ドアOPENで 「5時の方向、1/2マイル、500ft下!ヘディング WEST」とか答える。 このあたりは、皆さん飛んでいる方なので慣れている。 「DELTA編隊からノーマルへ」 アマチュアでここまでやれれば上等でしょ。 気持ちはこのイメージよ、 この方たち(Blue Angeles)は軍だから航空法とか関係ないし、最低安全高度とか気にしないし・・・ 正面のカットで70-200mm、 前を横切るのは一瞬、それでいてプロペラをまわすためにシャッター速度は遅めで撮影 つまり、すげえハイレベル撮影でなかなかエンジョイできました。 ここのフライトクラブのメンバーになれば、まずは同乗くらいはさせてくれるかもしれない。 そんで、飛行機の免許を取り訓練すれば、編隊飛行に加わることができるのさ、    

PILOT 16名のブリーフィング

めちゃくちゃ難易度が高い撮影ミッション アマチュアの変態、いや編隊飛行を撮影するというもの 10:00クラブハウス Show-up マスク、換気をしながらブリーフィングスタート 編隊4機+撮影機の計5機 編隊は機長、副操縦士(高度確認、隊長機との無線、プロップレバー操作など)、後席に飛行監視の三名づつ 撮影JETヘリには、機長、副操縦士(隊長機とのコミュニケーション)、左側飛行監視、右側飛行監視兼撮影の私 ライセンサー16名が集まり全体の流れを打ち合わせ そしてフォーメーション・テイクオフ 場所は熊本空港、管制官も理解があり、こんな事できるんだな~ 滑走路に4機入ってテイクオフ! あの~ブルーエンジェルス(アメリカ海軍のトップチーム)ではありません、 平均年齢 推定60歳の方々です! ブルーエンジェルスもブルーインパルスもお金をもらってやっているプロ こちらはお金を払ってやっている趣味 趣味でこれをやるってすごくない? 機種は日本製 SUBARUの機体 これさ、編隊やったことある方ならわかるけど、怖いのよ 時速200kmで止まれない三次元 車線がある高速道路で並んで走るのとはわけが違う 撮影目線で言えば プロペラを回さないといけないので、シャッター速度が上げられない しかも機体が小さい さらには「100ft上」とか「ヘディング270」とかこちらも、カメラヘリを適切な位置へ向かうように指示を出さないといけない 当然空域や性能、高度なども考えないといけない なお、飛んでいる16名の中には ふつうの会社員、A320、DHC8プロパイロット、飛行教官などさまざま どうよ、ブルーインパルスに憧れた方なら、自分でブルーインパルスごっこができるぜ。 免許とって訓練すれば変態、いや編隊飛行ができるぜ!

立野上空

瀬の本高原でのフライト撮影を終えて帰投 ここが瀬の本高原ホテル 阿蘇くじゅう国立公園内にあり 現場をTAKE OFFしHEADINGは南西 やはり地面から1000ftくらいの高度を楽しめるのは、小型機やヘリならでは そんで帰りは、豊肥本線の立野駅周辺を通過 この辺りは、田舎へ行くのに旧高森線に乗り換えていたので、なじみがある。 ここが立野駅 このそばの阿蘇大橋が2016年に崩落、大学生が犠牲になったが 爪痕がまだ残っていて、橋桁は震災遺構として残すそうな こちらは高森線、いや南阿蘇鉄道の第一白川橋梁のはず 昔 高森線のC12の写真がよく出ていた鉄橋で、ここも地震でダメージをうけて、架け替え中 そのまま熊本空港管制圏手前で、豊肥本線の車両と遭遇 型式は、キハ28、47、52以降は興味がないので分かりません・・・ そのうち、飛べるプランが出ると思うので、お楽しみに。 密にならないし、ヘリで赤牛ステーキ食べにとか、いいんじゃない  

瀬の本高原へフライト

快晴、フライト日和。 オーナー機のAS350(現エアバスヘリコプター)で熊本空港から黒川温泉にある瀬の本高原へ エンジン部分にはロボットアニメ? 「ガンダムですか?」 「違いますよ、トランスフォーマーの悪役です。私より上の世代はガンダムと言うのですが・・・」 うーむ。機体オーナーは私より年上の方であったが、トランスフォーマーはバンブルビーのシボレー・カマロしか知らないのである・・・」 でも、自分の機体なら、こうやって好きなのが描けるからいいよね。 ウチの機体もロゴを貼ろうと思い、デザインおこしたが、「まあいいや」と、自分で機体登録に国土交通省に行って、それで満足してしまい、やめてしまった・・・ 熊本空港をテイクオフ後、南阿蘇鉄道の高森方面へ 黒川温泉と方角が違うが、親父のふるさとが、めちゃくちゃ田舎な高森峠の上にあり、 子供のころ毎年来ていたので、寄っていただいたのだが、山が深すぎて全く分からないのであった。 JETヘリはコストがかかるので、そのうち自分で飛んで探そうと思いあきらめ 下は高森線の終点:高森駅(現在 南阿蘇鉄道) 阿蘇山、硫黄の臭いが近くを飛ぶとした 米塚 こういう小型機やヘリの世界が日本でも広がれば良いと思って撮影に協力している すれ違う同型機、AS350 瀬の本高原ホテルが見えてきた。 近いうちに、空港からヘリでアクセスするプランやここを拠点の遊覧飛行を作るそうなので、 お近くの方は乗ってみてほしい やはりドローンや人の映像じゃなくて、自分の眼で見て飛ぶと楽しいよ~ レストランからの眺めも最高 露天風呂もある。夜は星がキレイだそうな 後ろがホテル、ここは芝生の場外離着陸場。 最高の景色です。