民間試験はいがいと難しい
先日仲間が下総基地のイベントに行ってきたとのこと
自衛隊機は正直興味がなく、みなさんF15カッコイイよねとか言うが、
私の周囲だけなのか、正直シロートPILOTの私が言うのもなんだが、輝かしい経歴の自衛隊PILOTでも
民間試験(航空局の)に落ちまくっている方々を見る、聴く、周囲にいるので、どうなんだろうか?
と思ってしまう
世間一般だとF15に乗っているとエリートだし、ここまで行くのは大変だっただろう
しかし民間はそう甘くない
F15で輝かしい経験と経歴がある人が小さいジェット機の試験を受けたが二回とも不合格、しかもフライトに行けず
フライト前の口頭質問で不合格
口頭質問で不合格というのは勉強していなかったということで
慣れていない機体の場合は段取り8割フライト2割なので、地上の準備が大切
別の人も現役F2乗りだが、いわゆるセスナ機の試験に口頭質問で不合格
こういう人がわりと多い
自衛隊では通用するが民間じゃ通用しないし、場合によってはヘボパイロットとか言われてしまう
まあ、自衛隊OBの教官いわく、
自衛隊では気象隊が天気を用意、フライト準備も整備がきちんとやってくれるからあとは飛ぶだけ
しかし民間試験だと気象は自分で用意して勉強していないと突っ込まれるし、機体に行っても
「これは何?どういう仕組み?」と散々ツッコミが入るので、かなり難しいらしい
なので、自衛隊で華やかな経歴があってもセスナすら飛ばせないという人もいる
それが民間試験の現実であります。