ラティチュード

写真用語もアナログとデジタル時代では変化がある

 

先日セミナーで「ラティチュード」と言ったら、あとでCanonの方に

「先生、今はダイナミックレンジと言ってください」と教えられた。

写真じゃないけど、セミナーで「乳母車」と言ったら、「ベビーカーでしょ」と突っ込まれるし、すでに40代前半にして言葉の壁を感じる

 

さてダイナミックレンジだが、昔の写真を見返すとよーく分かる

ポジで撮影したコレ

G-BDXG

まあ、色の問題もあるがボディ下部が暗い、翼の下も暗い

つーか、真っ黒じゃん・・・

 

でも当時はこんなもん。

これは2000年ころのロンドンでの撮影だと思うが今と違ってポジフィルムなので帰国して現像しないと、ちゃんと撮れているかわからない。

だから露出と光線はものすごく気を使う

 

同じポジフィルムで成田

EC-DNP

今のはたけPOINTです。

光線、太陽が低い、ボディの色もあるが下回りまで光がまわっている。

 

これならいいが、上のBAのような場合はデジタルの方が明るいところから暗いところまで表現できるので、

翼の下もこんなに暗くならない。

 

さらに後処理もできる。

何が言いたいかと言うと、昔より気を使わないで撮れるようになりました。

機材もかなりよくなりました。

 

でもさ、「撮らされている」ってこともあるわけよ

今はシャッター押せば、そこそこ撮れる。

 

そうじゃなくて、きっちり考えて撮らないといけません。

 

露出、大切でっせ!