Re Unionその1

飛行学校時代の仲間が年に一度は集まるのだが、土日がそうであった。

タイトルのRe Unionは同窓会みたいな感じの英語

 

 

私以外は現役の整備士、Pilot、運航管理者など

社名は出せないが、失敗談で盛り上がる。

 

例えば

伊丹空港の長い方の滑走路は夜19:00以降逆噴射禁止なのだが

 

「昨年だけど、雨で最終便で今乗っているのが大きな機体だから、逆噴射したいんだけど、夜遅いし、アプローチ中に副操縦士に

俺、忘れそうだからリバースしそうになったら言ってくれよ (彼は機長)と念を押してたんですよ、でも最終進入で(風に)あおられて一所懸命操縦していて

着陸したら滑走路濡れているしフルリバース!(逆噴射全開)

ドォォォォーーーーッ って機体が停まるわけですよ~

 

ハッ!と思ったけどすでに時遅し

副操縦士に、やっちゃったよ~注意してって言ったじゃん、と言うと

アホな某大学操縦学科出の副操縦士だから小さな声でスイマセン・・・というだけ

 

俺が副操縦士のころ同じことやったら、「オメー、何のために座ってんだよ」とケチョンケチョンに機長に怒鳴られたけど

今それやると、パワハラとか言われちゃうんですよ・・・

そんで、俺後日、時間外に逆噴射したって呼び出しですわ」

 

「じゃあ、俺たちが教わっていた 〇〇教官なんてダメじゃん、俺たちミソクソ、アホだの、向いてないだの、Fワード(英語で放送禁止用語)だの散々言われたじゃん」

そうですね、今の時代ダメですね。

 

機長になっても楽じゃないのと、今は怒れないんだそうな・・・

クソミソ言われたけど、教官には今でも全員敬意を持っているし感謝もしているけど、これからの時代はどうなるんでしょ