トンビにバカにされる

ヘリ訓練の初歩で、めちゃくちゃ難易度が高いのが

「ホバリング」空中停止!

アメリカで教官に

「ヒコーキやっているから10時間飛べば、ある程度までできるよ」と言われ、

ホント10時間くらいで止まるようになった。

あれから約二年のブランク

「身体が覚えていた、できた!」

操縦桿もコレクティブレバー(アクセルみたいなもん)も コピー用紙の薄さほどの動かし方の 超センシティブ(ホント)な操縦が要求される。

が、しかし

今回は、もっと正確にキレイに垂直離着陸を求められて、手も足も変な力が入り痛い。

訓練で滑走路中心に降りるが、近くにトンビが来て、じっと見ていてテイクオフを邪魔するし、

「バカにしてるような目で見ているのだ」(被害妄想・笑)

バードスィープ(鳥駆除)を要請しても、すぐ戻ってきやがる。

教官いわく、ヘリは浮いたら鳥が飛ぶ方を避けて離陸すりゃいいので、まあなんとかなる。

けど、ここでMAP●インチ、●ノットでやや機首上げ、VSIをチェック、●ノットで上昇という、まだ慣れていない忙しい手順があるので、邪魔しないでほしいわけよ・・・離陸がぐちゃぐちゃだと、後にひびく(ダウンウインドという経路での手順に影響が出る)

そばには、100時間点検でやってきた、ウチのヘリ(オーナー機)のJA005Rが。

「飛行機の免許しかないのに、ヘリを買った」とバカにされるので、長期戦になるがヘリ訓練頑張ります。

学科も山ほどやることがあるぜ・・・

「飛ぶ」という事は、非現実の気分が味わえるので、とても楽しいのさ