圧倒的なストック量

Canonの仕事で組んだ鳥写真のプロカメラマン 戸塚先生とのやり取り、

「鳥の写真家になりたいのですが」と弟子志望が来るそうだが、「鳥じゃ喰えねえよ、いや動物全般喰えねえよ、だって僕なんか40代までラーメン屋でバイトしてたんだよ」

と厳しい世界、ただし、戸塚先生はストック写真があるので、新規撮影+ストックで食えているそうな。そういう点では私と同じだが、やはり圧倒的なストック量がないとダメだそうな。

航空カメラマンもストック写真なんかやらない、撮った写真は納品して終わり、整理整頓ゼロ、以前の写真は探せません、探す気もありませんという、過去のことはこだわらないという男気ポリシー?の先輩もいるので、人それぞれ。

しかし、そんな事を知らない編集者は、そういう人に「写真の管理、整理の仕方のインタビュー記事にする」なんてこともあり、内情を知る人からは

「一番聞いちゃいけない人だよな」笑 なんてこともある。

まあコロナ前までは、航空写真家は若者のあこがれの職業でなければいけない、というポリシーでいたが、コロナ禍になり、ポリシー変更しております。

航空写真で食うのはこの先キツイでしょう。俺が20代ならやらないぜ(笑)

相変わらず、ストックを増やすためにポジフィルムをデータ化、アメリカンのA300

90年代までの常識としては、エアバス機は複合材料だからアメリカン航空のギラギラ ベアメタルにはできないというのが定説

ライトグレーでしょ

が、しかし技術の進歩によりベアメタルができるようになり末期はギラギラ塗装に

コンチネンタル航空時代に2-3か月には一度、出張で行っていたニュージャージー州ニューアーク空港より、背景はマンハッタンのツインタワー、(2001年同時多発テロで焼失)

今じゃ撮れない写真でしょ。データ化しないとね。