飛ばないとそうなる

ウチの近所で友人であり、フルサイズのアメ車 リンカーン・タウンカーを乗り回すF/O(副操縦士)がいて、ちょっとターミナルまで送ってもらった。その際の話

「どう、最近飛んでんの?」

「いや~、今フライト月一ですよ、しかもPILOT余っているから、機長一名、副操縦士二名体制で往復やるんで、片道しか(操縦席)座れないんです」

「そんなんで操縦させてもらえんの?」

「いや、ダメですね、もうATC(無線)とチェックリスト(を言う)係ですよ、だから技量が落ちちゃって、シミュレーターやっても計器のスキャンが遅れてるのが分かります」

「だよね、俺アマチュアPILOTだけど、リカレント(定期訓練)で計器のスキャニングができないって思うもん」

「そうなんですよ、飛ばないから手当も出ないし給料めちゃくちゃ下がりましたよ」

飛んでいる会社もあれば、機種、会社によってはろくに飛ばない人もいて、長く飛ばないと資格が切れてしまうので、資格維持 ギリギリで飛んでいると言う。

このまま飛んでいれば経験もついて、数年後には機長昇格訓練か?と思っていたが、思うようには行かず。彼はまだましな方で、日本でシミュレーターがない機体のPILOTの場合はもっと大変、

しかし月に1回しか飛ばないパイロットもなかなか大変である。

やはりCRJとかエムブラエルのPILOTとかは、大忙しで「俺たちの時代が来た」と喜んでいる。ほんと世の中分からないものですね~

写真は本文と関係ないが、どれをアップしたのか忙しくて忘れたので、イメージで

IAGグループのLEVEL、ここも経営大変そうな