プロと言えどもいろいろ

こういうことを書くのもどうかと思うが、まあこういう人もいるということで・・・   ある現場にて、メディアが大勢来ていた制限エリアでの撮影のとき、 航空カメラマンを名乗るある人は、航空会社スタッフに向かって   「ここじゃ撮れない、全然ダメ、こんなの無理、」と執拗に、執拗に執拗に 抗議しまくる もちろん、どうしようもない場合やアドバイスをした方が良い場合は私も言うが   全ては状況次第、なにせ制限エリアなので セーフティ&セキュリティ優先、事前手続きの問題もある そういう人に限って、制限エリアなのに勝手にいろいろなところに一人で行こうとして制止されまくる   良い写真を撮りたいのかもしれないが、とにかく制限エリアなのでできる範囲で というスタンスは忘れてはいけない   与えられた条件が悪くても、そこでなんとかするのがプロ   それだけならともかく、公共放送の撮影クルーに自分から率先して喧嘩を売るし、 現場の雰囲気が悪くなるから、やめてほしいが ヒートアップして止められない。   同じ航空カメラマンを名乗る人として恥ずかしいが、私にも同調させようとするどころか、 オマエもと言わなくてどうする、と説教垂れる始末   同業者の風上にもおけないが、キレイな水も1滴の汚れた水によって汚水になる。 つまり一緒にされたくないし、ミッション中なので巻き込まれたくないのだが・・・   まあどの業界でも会社でも困った人はいるものですね・・・ クライアント様、発注する際は 評判とか実績とかチェックした方がいいです あとでトラブります・・・  

景気が良いからか

車二台とも修理中(1台マフラー要溶接、もう1台ECU故障部品本国発注)の身なので、 必要であればスタンバイ車を出すが、 それ以外はバスで駅まで行くなどつつましい成田ライフを日々送っているのだが、 行きつけの車屋さんで、先日ちょっとブログでも出したが 2000万円OVERの中古車 2010ファンタムクーペ 入庫から二週間で売約済!   まさか、このブログの読者ではないとは思うが、世の中やはり景気いいんですね それでなくても、ここのSHOPはロールスロイスやベントレーなど推定500~1000万円くらすの中古車が、毎週のように売れている まあ、このあたり買う人は景気関係ないという話もあるが   世間はボーナスだし、若者よ、フリーランスより会社員だぜ!社会的信用もあるぜ! 私のように会社員生活に馴染めなかった方は仕方ないけどさ まあ景気いいから私のような航空カメラマンも仕事があり休みなしなので、ここは冬休み返上でも頑張っておかないとな・・・

Mahan Airの中古機軍団

続:ドバイ DXBね イランはいろいろと中古機がいることで知られているが、 イランに撮りに行くとアメリカでたびたび飛行機をレンタルする身分としては よろしくないので、さすがにイランは行かないのと、 以前のサミットのお仕事とかでもバックグラウンドチェックされて怪しまれるため なるべくそういうところは避けている。   なので、イランの機体はオイシイのだが、こちらは まあそんなにレアじゃないけど マハンエア 先月再びアメリカが経済制裁を発動したため、Boeing大量発注も消えたと思われる   そんでこちら EP-MMQ 元はVIRGIN Atlantic、ここのA340-600は7機全て元VS   A310は元ルフトハンザ機 まさに寄せ集めFLEETSのマハンエア、なかなか興味深いエアラインであります。

シリア340

ドバイに到着した際に、見かけたシリアンエアのA340 え?A340なんか持ってたっけ?と思い撮れたらいいな~と思っていたら 日暮れ後だが上がってきた、 シリアもあんなバリバリ内戦中の中、飛行機飛ばすぞ!って頑張ってるんだな~ そういうエアラインのオペレーションも営業も大変だろうな、 機体借りてくるにも保険が通るかも怪しいし、保険料高そうだし、冗談抜きで下からイスラム国に撃たれそうだし   ちなみに経歴チェックすると、シリアンエア唯一のA340 2001年にキャセイにデリバリー(つまり日本によく来てた) その後2011年よりスリランカン (つまりNRTの常連) 2017年よりシリアンエア、 A340-200/300 は今安いからさ、こういうエアラインに需要あるわけね   将来欧州線の就航も見据えているのだろう。 おまけ エチオピア航空A350、787も持ってて350も飛ばしている。 エチオピア、以前アジスアベバに仕事で行ったけど、自社でメンテ結構できる設備あったしやはりすごいな~

Air と陸路移動

今日からジェットスター高知線就航 そのオフィシャル撮影に行くためにNRT-高松 おお~最新の23号機(24番目にきた23号機だから)ジェットスター発注だがとりあえずVuelingにかしてたので、機内は違いがあるかと思ったが、パッと見同じ変化は見つけられなかった。 高松駅で連絡船うどん、っても連絡船知らないよね~ 私も青函連絡船はハマったが宇高連絡船は乗ったことがないのでなじみがない 高松駅から高知まではバスの方が早いが、ここは鉄道でしょう 南風と、このなんかの特急(JRらしくない顔)を乗り継いで、大歩危小歩危の景勝地を見て高知へ   ホテルまで徒歩で、吊りかけモーター音(都電荒川線の沿線で育ったので)に反応して振り返ると おお~ジェットスターラッピング電車じゃん! ってなわけで、高知も関東、関西(KIX)からリーズナブルに行けるようになります。  

アリアナアフガン

続:ドバイ 遠目で  ん?B737だが最近見慣れた800型より翼が短い? 直ちに LOCK ON! アリアナアフガンエアラインズのB737‐400 カブール行き   アフガニスタンって タリバンのところですよ、ここもよく飛行機運航してんな~   カブールにはデンジャラスすぎて行けないけど、機体を見て、どんな国なんだろう?今どういう状況?ってちょっと調べたりする まさに、ヒコーキを見て世界情勢を身近に感じる それがヒコーキ趣味の醍醐味の一つ   どういう人が乗っているんだろうか?   おまけ カイロからの機窓 これさ、左はエジプト、湾の端に見えるのはEilatというイスラエルの街 右下はヨルダン、私の下あたりはサウジアラビアと国境が近い場所 The 中東 という感じでずーっと、ずーっと砂漠  

ソマリアのエアライン

Jubba Airways 捕獲! ハルゲイサから到着して、折り返し便の行き先はモガディシュ、 美味しいじゃんね、   就航先 ボサソとか、どこそれ???みたいな行先ばかり   ソマリアって知ってますか? 私が最近はまって読んでいる 高野秀行 さんという作家の方が行かれているが、それによれば ソマリアは「リアル北斗の拳」だそうで 私はマンガ読まないので 「北斗の拳」も見たことがないが、激しそうなにおいはする   だいたいさ、ソマリアって、親戚一同 海賊やってます とか 内戦バリバリの国、 よくそんな国でもエアライン運航しているよな~ 保有機材は3機のみ、 ちなみに上のA321は元アシアナ機HL7590 日本と韓国をうろうろしていたのに、今じゃ内戦バリバリの国やデンジャラスなエリアでフライト中さ  

787エンジン問題のおかげ

ボーイング787エンジン問題のおかげで、夏はLAでWAMOS AIRの747が撮れたり ANAさんをはじめ当事者はめちゃくちゃ大変だが、おかげでチャーター機のオーダーが入り 美味しい思いをしているエアラインもあり 今回もドバイで Air BelgiumのA340が来ているが、BAのフライトナンバー なんで???と思いチェックすると、RRエンジン問題でA340をウェットリースしたというわけ このエアラインは元FINのA340が4機ここで運航中、つまりNRTに毎日来ていたヤツがここで飛んでいる さらにAir Belgiumは以前同じ社名で倒産したエアラインもあり、ややこしいわけ   でも元FIN A340がここで飛んでいると思えばいい話でしょ、再会ってわけ

先週のミッション

数日前のこと 「いや~暑いぜ!」 ドバイで張り込み中 3年に一度はドバイで撮らないとクライアント様(リース会社)はエミレーツにA380を貸している会社もある さらにはアフリカ、中東系のエアラインの写真が欲しいと言われることもあるのでストックフォトとしても必要   この時期はさ、30℃弱で陽炎も出ずらい、夏は40℃ OVERだからドバイ死にそうだから今がオンシーズン A380も山ほど撮れる とはいえ、ドバイは撮れるのですか?という質問には   「自己責任でお願いします」としか言えない 撮れるか撮れないか?といわれりゃ、撮れないのが正しい 別に空港施設を撮っているわけじゃないし違法とも書いていないが   そこは中東、警察やセキュリティ次第、はっきりここがダメとかOKとかはない なので、撮れるとは言いません。正直キツイです。 日本の常識は通じない   空港のターミナルでガラス越しにヒコーキ撮っていたら捕まり別室連行という人もいれば ランウェイエンドで撮っていて警察が来て「ヤバイ」と思ったら、暑いからとコーラをくれた という話もあり、 つまりそういうところよ。タイミング次第、決まりはあってないようなもの

スカイクリエーション説明会お礼

昨日フライトカフェで行われた スカイクリエーション(LAの飛行訓練学校)の説明会 寒い割にはいろんな方に来ていただき、 「55歳でパイロットライセンスとりました」 とか 「60歳のときにパイロットライセンスとりました」とか プロパイロット志望の方などたくさんの方に来ていただきありがとうございました。 (Photo by Y様) 私はコスプレじゃないぜ MCなんで一応盛り上げるために20年前に飛んでいたキャビンクルー時代(LAの会社)のユニフォームを引っ張り出して着たが ジャケットは着られるけど、下は入らないわけよ(中年の宿命だな・・・)   まあそれはいいとして、ホンモノの教官が数名来ているのでシミュレーターもレクチャーつきで子供も大人も大人気 (Photo by Kumi様) スカイクリエーション代表はこちら、中村教官 (Photo by Kumi様) ヘリと飛行機あわせて14000時間の飛行時間を持つが、自動操縦なしの14000時間なのがすごい   教官なので、失速訓練とかタッチ&ゴーとかばかりやっての飛行時間だからさ 体験操縦の質問も多く、Pilot不足の昨今、いろんな形でフライト体験をしていただきたいと思う。   ちなみにプロパイロット志望でここに入った方は2016年就職率80%以上 2017年は100%、 今は自費で免許とってもプロになれる時代なわけよ   […]