値段の価値は人それぞれ

あたり前だが値段の価値は人それぞれで

以前も書いたが終活で買い取らせていただいたモデルの値付けが難しく

市場の半額から、1/3の価格程度で販売、もちろんレアものはそれなりの評価だが、平均すると半額以下から1/3

そもそも、こういうのって定価でもものがないことも多く、私も個人的にモデルは一期一会

あるときに買わないと次いったときはないわけよ

というので着実に数を減らしている(売れている)が、マニアの方でも「これいくら?」

と聞かれて、(定価20000円以上)の747を 「6000円で」と言うと

店内に響き渡る声で

「たっけ!」高い!と言われ、あせったが、

多分、元の価値をご存じないのだろう

逆に6000円で速別の方に売れて、失敗したな、もう少し強気で行けばよかったかも・・・と思うこともある

以前のブログを見た方なら分かるはず、テーブルに乗りきらない機体がもうだいぶ減った

なので、あたりまえの話だが、こういう値付けは難しく

同じ機体でも、メーカーができによって1/200の同じ機体でも、3000円のものもあれば10000円と言いたくなるものもあり

マニアの方でもモデルに精通している方(私もそこまで精通してるわけではない)じゃないと価値が分からないんだよね~

とはいえ着実に数を減らしていて、外資系エアラインのCREWもよく買っていくようで

喜んでいただいております。

多分1-2か月で販売できなくなるほど数が減るだろう

最後は展示コーナーを作る約束なので、ある程度の数で全て非売品として展示する予定となっている。

航空会社の浮き沈み

次の本に向けて粛々と打ち合わせをしたり、キャプションを書いたりしているが

外資系エアラインの移り変わりは改めて栄枯盛衰というか、新規会社ができてはつぶれを繰り返す

別に残酷ではなく、趣味として新しいエアラインができれば見ていて楽しい

 

先日も外資系エアラインの旧知の方と食事をしたり、教室に来てくれたエアライン勤務の方と話をしながら

「最近混んでるみたいじゃないですか、調子いいんじゃないですか?」と降ると

特に国際線は

「ええ、おかげさまで」(本音はウハウハです)という感じ

とはいえ、コロナの時は会社がつぶれそうな勢いで、毎日億単位のお金が消えていくというのが航空会社

 

じゃあ今は儲かっているから、その仕事を受ける我々のギャラが上がるかと言えば、そうでもなく

逆に混雑しすぎて宣伝する必要がない、特に外資系エアラインは日本人は貧乏だし円安だから乗らないし

という感じである。

 

考えてみれば私が米系エアラインに勤務していた約25年前はWEBチェックインとかなかったので

予約変更はカウンター、何かあればコールセンターなので同じ事務所にあった予約課に行けば、英語完璧な(たまに日本語少しおかしいスタッフもいる)予約課のスタッフがずらりと並んで予約変更の電話対応をしていたけど

 

今じゃ電話するのはトラブル発生時くらいなので予約課の人だってめちゃくちゃ少ないし、リコンファームもいらないので

日比谷や丸の内にあった外資系エアラインカウンターさえ、どこのエアラインも消えている。

そもそも最近はシェアオフィスだそうで、日本支社というものすらないようだ

 

そう考えると、私が憧れていた外資系エアライン(働く目線で)英語バリバリでカッコいいオフィスがあって

日比谷や丸の内、弊社は恵比寿だったが、一等地に事務所とカウンターがある時代はもう終わったようである

写真はたまたまSHOPをかたずけていたらでてきた、1994年SASタイムテーブル

東京(成田)~ストックホルム/コペンハーゲン線 多分DC10、いやB767か?どちらかだったはず

GOLDEN ERA いい時代でした

 

 

世界の旅客機 本

そういえば、こんな本 写真で関わっていた。

世界の旅客機2026

https://www.cosmicpub.com/books/7640/

最近多忙でまたブラック企業になってきたので、年内休みというかスケジュールがもう入りません

 

お取引の方々 来年3月くらいまではスケジュールがわりと埋まってきてますので、オーダーがあればお早めにお願いします。

この間、趣味で成田に毎回撮りに来ているお仲間60歳が

「男性の平均健康寿命は75歳ですよ、さくらはあと15回しか見られないんですよ、しかも平均ですからね!」

と言われ、仕事を減らして自分の写真撮らないといけないし、好きな事やった方がいいわ

と思った次第であります。

 

速達で送る戦略か

速達が来たから何事? 野村証券?

取引ないし株は興味ないし・・・

A社の株をおすすめ というので速達だと営業?と思っても封筒を必ず開けるだろうという戦略か!

弊社、いや個人としても株買うなら車買うし、飛行機買うし・・・

しかしこれまでこんなの来た事ないけど、個人情報がもれて「コイツ飛行機興味あるだろ」ってこと?

別に調べりゃ分かる程度の情報だけど、どうなんでしょ

役所は手続きが大変

少し前の撮影案件

取材撮影の場合、手続きが大変

 

編集者や発注元が基本手配するが、こんなのユーチューバーとかしっかり手配しているんだろうか?と思う

この時の案件は就航先へ行き、機体撮影は私、別のカメラマンが現地の観光地を撮影するというもので観光協会とかに話を通しているが

手続きがメールとFAX、撮影料は100円

100円だよ100円

 

100円のために手続きがめちゃくちゃ大変で、撮影許可証をとりに現地へ着いたら役所へ来いとの事

Really?マジですか?と言いたくなる

そんで役所の銀行で100円払うそうで

 

こんなバカバカしい事ってある?

 

これが会社なら、人件費を考えると100円じゃ合わないから値上げか、そんな手間かけてられないから

撮るなら勝手にどうぞの二択でしょ

 

観光協会も意外と役にはたたなく、行くところは個別に許可を取ってください。と言われる始末で盛り上げる気があんのか!

と思うようなものもある。

まあ私は飛行機だけ撮ってりゃいいからいいけど、お役所の仕事もいただくので悪く言えないが

正直「お役所仕事」みたいなところってまだまだあるんだな~と思った撮影でした。

 

EOS学園名古屋校で新講座スタート

昨日まで地方撮影に出ていたので、

 

ブログはおいおいアップするが、取り急ぎ新講座のお知らせ

名古屋です。

 

■月イチで学ぼう!航空フォト撮影講座 チャーリィ古庄 教室 1月25日(日) 10:30~12:30
https://event.personal.canon.jp/events/view/3127
受付開始日:2025年12月11日(木) 10:00

■完全解説!航空フォト撮影に役立つ 天気・気象条件の読み方 チャーリィ古庄 教室 1月25日(日) 14:00~16:00
https://event.personal.canon.jp/events/view/3184
受付開始日:2025年12月11日(木) 10:00

■絶景写真で語る!チャーリー古庄の「世界ビックリ空港」 チャーリィ古庄 教室 3月15日(日) 14:00~16:00
https://event.personal.canon.jp/events/view/3185
受付開始日:2026年1月29日(木) 10:00

聞きづらい管制官

タッチアンドゴー訓練のフライトしていて、交信した管制官が毎回言葉の最後が尻すぼみで声が小さくなり、何と言ってよいかわからなく、私も

「すいません、もう一度お願いします」と言ったが、他のパイロットも「Say Again?」とか「コンファーム(確認します)」・・・とか聞き返している

 

教官いわく、この管制官は聞きづらくて、クレームではなく「ハッキリ最後まで言ってください」と管制に電話連絡もしたし、他のパイロットも管制責任者に安全のため言ったが、治らない

 

管制の上司にも伝えたが、上長いわく「あまり言うとパワハラになるのでそれほど強く言えない」と言われるそうだが、パワハラって何なの?エアラインパイロットも客室乗務員もパワハラでスタッフに注意できないそうで、管制もそうだという

 

これって安全にかかわることなのに、どうなのか?

 

そんで次の女性管制官に交代すると、指示がハッキリ出すので誰も聞き返さない

 

つまり、ハッキリ言わないと聞き返されて二度手間になるわけよ

そのあたり気づいてほしいんだけどな~

 

写真は和むために、熊本のソウルフードというかソウルアイスクリーム ブラックモンブラン

 

普段は食べないけど、訓練で頭を使いすぎて甘いものが欲しくなるのである

強すぎる地元企業がいると

別に完璧に裏をとった話ではないので雑談ベースで、

航空業界は既得権益でもあるが、地方空港のグランドハンドリングはたいてい地元企業というか、地元のバス会社などが行っている

例えば新潟空港なら新潟交通

JALのユニフォームを着ていても、ANAのユニフォームを着ていても、所属は新潟交通さんなわけで、地元の優良企業である。

 

新潟空港は先見の目があり早めに手を打ったので当てはまらないが、昨今グランドハンドリングスタッフが不足

 

しかし地元の企業ではスタッフが揃わない、じゃあ別の会社を入れるかというと、地元企業の力が強いのでへそをまげられてしまい、増便ができないという悪循環に

 

空港民営化してもハンドリング会社は地元企業なので、民営化した空港は増便したい、ハンドリング会社はスタッフが揃わないともめている。

 

東京というか関東のビジネスで言うと、そんな地元の会社は聞いたことがないケースも多いが

地方では絶大な勢力を誇る企業も多い

ハンドリング問題では鹿児島空港は南国交通のみだったが、今年鴻池グループが入り、処理能力が向上した。こういうのは良いケースだが

他社が入るのを許さない空港(地元企業)もあり、そうなると乗り入れ希望はあってもスタッフ不足で乗り入れができないという悪循環に、空港会社は民営化したけど、ハンドリング1社だとそういう問題が発生している。

 

また空港利権で運営権を手放さないところもあり、そうすると空港乗り入れバスもタクシーも地元の空港をハンドリングする会社のみで自由競争ではないなど、地方ならではの問題が大いにあるようで、地方空港の方々も頭をかかえている担当者とときどき話すと勉強になる