ヌキで使える写真を用意して角版じゃないからね

日々、いろいろな写真オーダーが来るがよくあるのが

ヌキ つまり切り抜きで使える写真を用意してというもの

これだとデザイナーさんが切り抜きやすいし、ページの場所をとらない、レイアウトがしやすいなどのメリットがある

これがないとこういう下の写真でギアの部分が切り抜きしづらい

そうなると角版と言ってそのまま写真を使用することになり誌面のスペースを喰う

なので、空抜きのキレイな写真があるとベスト

こんないろんなオーダーがあるけど、具体的なオーダーは助かる

細かいのもあるけどWELCOME

成田の離陸で右向きのJALのJA●●●Jの機体 とか

 

逆に荒いというか、どうすりゃいいのというのが

「飛翔ってイメージの写真ください」

どんなのよ?

飛んでりゃいいの?

場所は、もうちょっとイメージは?何に使うの?

という具合

オーダー写真も楽じゃない

羽田空港の問題点

羽田空港で撮影していてよく思うことが、横風が吹いている、いや多少の背風でも

ランウエイ16を使用する南風運用は15時以降しか使用できないため、34を使用せざるを得ない

これを親しいプロパイロットに聞くと、やはり無理があるとの事で

この日はRWY34使用(北風運用)しかし風が東、若干 南東風でこのフライトレーダーのように

一度RWY34Rまで行ったブリティッシュエアウェイズが計算すると安全上 燃料満載で短い滑走路(成田に比べて)

上がるにはよろしくないと判断、RWY34使用中だがRWY16離陸をリクエスト

そうすると管制はRWY34L/Rで着陸させていたが、全便RWY34Lに集中させC滑走路を空ける

空いた段階で(多少待たされるが)ブリティッシュエアウェイズは離陸

写真のように16Lを離陸してゆくが、次の離陸機は34Rで待機(ANA機)という

むちゃくちゃな運用が行われる。

もちろん航空局が安全と判断しているからこのオペレーションだが、本来南東風ならランウエイ16で離着陸したいけど

騒音問題で15時までは使用できない

つまり安全よりも騒音問題の方をとるギリギリのオペレーションが行われているというわけ

これほど混雑&オペレーションが煩雑なので、成田のC滑走路が必要になるわけだけど

このオペレーションは世間ではあんまり知られてないが、

飛行機は向かい風で離着陸が基本が分からないと説明しづらいしな・・・

いがいと撮りづらい海上保安庁ファルコン

1990年代のファルコン900に始まり、今はファルコン2000になっているが

羽田にもいるが、意外と撮りづらいというか出会いが少ないのがこのファルコン

不審船だか、せどり対策なのか、いろんな公にできないミッションで飛んでいるのだろう

自衛隊のP3CやE2Dも展開していたので、潜水艦やら何か中国の船など対策が必要な沖縄の海

そこで活用するのが海上保安庁のファルコン2000で、捜索なんかも行う

現在6機運航中で、これは海上保安庁のWEBによると那覇ベースの機体JA573A 「ちゅらたか2号」中型ジェット飛行機とある。

那覇はちゅらたかが3機在籍しているが、

JA572AとJA574Aは撮影済なので、とりあえず那覇航空基地のファルコン2000 3機はコンプリート

あとは北九州基地(空港)にいるファルコン2000 わかたか の3機を撮らねばならないけど、北九州あんまり行かないし

行っても撮れるものではないので、ハードルが高いぜ

 

撮影は厳しい那覇空港 国際線展望デッキ

前回 那覇空港に行ったときは国際線ターミナルが工事中だったので、今回リニューアルOPENしたので

再訪

以前の展望デッキの撮影環境は良いとは言えないが、まあなんとか撮れないこともない、端に行けばなんとかなるところも一部あり

しかし今回行くと

手前に手すりがあるデッキは撮影は基本フェンスに近寄れないのでNG 撮れない

端に探すとカメラ穴があるにはあるが

小さい、レンズが入らない、レンズを振れない

いや~背景が素晴らしいのにとても残念

しかもアクセスがめちゃくちゃわかりづらく、最上階にいきなり行くとアクセスできず、

どうやって行くのかMAPを見ながら頭を悩ませ、一度出発階に降りて北側に移動するという難解なロケーション

行ったが、結局撮れないので、スマホでも撮れないのでとても残念で

背景が素晴らしいのに残念な展望デッキ 青森、鹿児島と並ぶ残念さなのが悔しい

代案としてガラス張りのところに行くが、画像処理しないとダメ

こんな感じで撮影環境めちゃくちゃ良いのに、ガラス越しで色調整をしないといけないのがとても残念である。

那覇空港 使えないアングル

先週は那覇空港撮影 ようやく画像処理をスタート

このところわりと、仕事が入っているので、曇りの日だと画像処理&原稿作業ができるのでありがたい

撮影は瀬長島から、陸地側の昔からある滑走路 RWY18R/36Lを撮ると、後ろに基地が

まあ自分の本とか撮影地紹介程度なら使用できるが、こういう背景に基地があるといわゆる仕事のカットでは使われない

使ってもらえないわけよ

例えば小松空港もアングルがめちゃくちゃ限られる

そんで那覇はそちら方面に詳しくないので想定だが アラートハンガー(要するにスクランブル発進用格納庫)

もめちゃくちゃ見える

ここ、こんな写真 民間のエアラインの広告や広報背景だと使われないじゃん

日本の南西諸島の守り、ご苦労様です

かなり戦闘機が背景に写り沖縄らしいといえばらしいが、まあ商業写真的にはNG

よくわからないが、とりあえず撮っておく

F15

民間機専門なので、別に興味ないが、見る人が見れば背景も含めて萌えるのかもしれない

那覇は今回北風運用を求めて出動

まずまずの成果でした

 

羽田の撮影オーダーの難しさ

日々オーダー撮影やストック写真のリクエストが来るが、

外資系航空会社からのオーダー

「羽田って分かる絵で、弊社の●●特別塗装機を撮ってください、ただし他社が入らないこと、TOKYOって分かるイメージで」

これがどれだけ難しいか、そもそも使用滑走路によって撮れる、撮れないがあるので、そこから丁寧に広報さんに説明

TOKYOと分かる絵と言っても、なんでも言い訳じゃないし、城南島のヤシの木だとイメージは違うし

背景バリバリ東京湾でTOKYOですと言っても納得してもらえないだろう

 

例えばこれがオーダー元がキャセイパシフィック航空だったら

北風運用の場合RWY34Lに着陸、他社機が写りこまなないで羽田のイメージはかなり難しい

離陸がRWY05になると想定されるので、これもめちゃくちゃオーダーにこたえるのは難しい

 

北から到着するエアラインでも、A滑走路に来るか、C滑走路に来るかは無線をきいていないと分からないし

展望デッキの移動にも時間がかかる。

というわけで、簡単なオーダーに見えて実はめちゃくちゃ難しい案件もあり、広報さんもそれが分からないので、解説も大事

そんなミッションに行ってまいります。

天気予報 どれが正解?

那覇に撮影に来ている

月曜日に天気と風向きで悩み火曜日に飛び、水曜日(今日)の予報を前日に見る

WINDY 基本晴れ

WINDFINDER(下)昼まで曇り

ウェザーニュース(下)昼まで曇り

結果:朝から晴れ すごく晴れ

WINDYが正解!

 

北風 やはり自分で天気図見て、行けそうなら行くしかない

天気の専門家が予報してもこんなもん、

視程もバッチリ 那覇は午前中が光線が良いので勝負で

北風の絵が撮りたいので、ようやく北風になるこの季節で11月だと光が弱くなる

12月以降は曇りの日が多いので、スケジュールと風向き、天気図を見て悩み来て正解でした

難しい写真展

先週 ある写真展に顔を出すと、

私のような凡人には分からないような、作品の半分がブレ、ボケ写真で

何が言いたいのか全く理解できない写真ばかり

しかし、その先生は芸術大学写真学科を出ていて、有名な先生の賞や文部大臣なんとか賞や、海外写真留学も

しているような著名な方らしい(分野が違うので知らない)

まあスナップ写真がメインで、正直どうやって食べておられるのか想像もつかないが、

 

アート作品、よく分かりません。

ウチなら全作品ゴミ箱行だが、1点25万円とかで売っている。

芸術は爆発であります。

こんなピントがドンピシャに合った、分かりやすい写真はまだまだかもしれません((笑)

新潟地元情報交換

やはりWEB会議ではなく、現地で人と合って世間話をしながら情報を仕入れる

場合によっては飲み会でフランクに話す、これが現地情報を手に入れ、いろいろと勉強できる。

今回新潟ではお世話になった方々とゆっくりお話しすることができたが、

TOKI AIRの採算性から新潟の人が海外に行くのにどんなルートを使うのかなど、いろいろ学べた

 

最近というか昔も大韓航空ソウル経由は多かったが、最近のトレンドは新潟から中国東方航空でヨーロッパへ行く人が多いそうで

中国東方航空は安価、さらにロシア上空飛べるので時間も早い、

成田や羽田に出なくても良い、

まあ説得力あるわ~

さらに、新潟からエジプトへ行くのも上海経由の中国東方航空利用のツアーもあるそうで

なるほどね、そういうルートがあるわけね

羽田空港線がない地方空港は昔から仁川経由で海外がスタンダードだったけど、今は中国経由もあり

(新潟市内 宿泊ホテルから望む)

あとはインバウンドが少ないので、外国人に街中で会う事が少ないそうで、

行ってみないと分からないことってやはりあるんだな

 

ついでに、空港から見えた岩船沖ガス田

多分これでしょ

http://www.jpo.co.jp/activities/

ガス田を入れて撮影もできる

新潟空港EOS学園特別講座報告

昨日はEOS学園新潟空港特別講座

ANAが協力してくれ、地上支援車両を移動して撮影エリアを作ってくれた。

成田みたいに100社も乗り入れている空港とは違い、ローカル空港だと根回しも必要で

他社が「なんでウチの飛行機を大勢が撮ってんの、聞いてねえよ」とならないように

現地会社が手配してくれていたし

ここ新潟空港は国管理空港、羽田はいろんなしがらみ戦略、企画もあるが、地方の国管理空港の制限エリアに入るのは

めちゃくちゃ難しい

正直民営化している、成田、セントレア、伊丹、広島、静岡に入るよりも新潟空港に入る方が

お役所、国土交通省にお伺いをたてなければならないので、めちゃくちゃ難しいわけ

そこを、新潟交通さん、新潟空港ビルディングさんがやってくれたわけよ

だってここに入れるなんてありえないでしょ

フツーの人がこんな写真を撮れるわけよ

もちろん先方スタッフが大勢でて安全確保してくれた

天気も最高で、新潟空港の11~13時はわりと忙しいので、たくさん撮れました。

ご協力いただいた皆様ありがとうございました。

今度はまだ発表前ですが11/2に新潟空港でイベントがあります。

11/2は私も行くので、新潟空港でお会いしましょう!